今しか存在しない。過去は存在しない。
今は動いている。
「何かがある」と判断した途端にそのものは止まり、死ぬ。
今は止まらない。しかし、実は今しかないのに、なぜ今が動いているといえるのか。今は止まっている。
時は今から湧き出て過去に向かって流れる。
なぜ存在しているものがものだといえるのか。止まっているものは何もない。とまっているものは何もない、光が見えるということ、生きているということ、その状態において、存在しているものが物だといえるのか。エネルギーはどこに存在しているのか。
今は、意識だ。暗闇にともった光。それだけのことなのだけどな。簡単なことだ。
なのに誰も気がつかない。
ただ、意識は必ずこの世界でともさないといけないものではない。別の世界でともしても意識であることに変わりはない。