河北新報によると震災後東北では離婚率が減少したという。
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/06/20120625t75008.htm
同様の現象は、阪神大震災の後の兵庫県にも起こったらしい。
また記事では法テラスの担当者に取材を行い、体感では増えているという意見も取っている。
法テラスに相談があるのは、逆に別れるに別れられないのだろう。放射能の影響などに子供を持つ女性は敏感に反応せざるを得ない。別居、職業などをめぐって争いが起こるということは想定できるように思う。
しかし、基本的に助け合わなければ生きていけないという現実があるのではないかと思う。関西で務めていたときには、「震災の時には・・・」というフレーズを誰もが口にした。そのときには会社でも損得なしで被災者を支援したのが記憶にこびりついていた。
案外人生で厳しい時期に震災に遭った人は、つらい時期に家族の絆(こういうときに絆って使う言葉だと思うが)を確認しあったかもしれない。