少しスピリチュアルとか歴史的なこととかおいておいて、一般的な話からします。
BMIというのは、肥満の度数を表したもので、
体重㎏÷(身長m)の2乗
で、日本肥満学会さんというところが22を標準の値として定めている。
私の場合は172㎝、85㎏だから
85÷(1.72×1.72)=2.87
で、少し肥満ということになる。25以上が、メタボ指導の対象になる。30以上が肥満、ということなのだそうだ。
(実は私自身びっくりしていることなのだが、50前の今になって、少しずつ身長は伸びている。中学校入学時の身体測定で167㎝、2年生で170㎝で、それ以降40代ぐらいまでまったく身長は変わらなかった。ところが40過ぎで計測したら171㎝になっていた。先日の測定では172を超えていた。)
ところが、厚生労働省の別の調査で、BMIごとの平均余命を調査したところ、25~30が最長で、20~25の人より30以上の人が長生きだという調査結果が出たらしい。25以上の人には税金を使い保健師を雇って冊子を配って「痩せろ痩せろ」と言っていて、痩せると早死にする、ということになる。
「いやいや、肥満というのはBMIだけで決まるわけではない、体脂肪率とかも考えなければならないのだ」という意見もあるかもしれない。しかし、この厚生労働省の調査が、BMIは高いけれども体脂肪率はとても低い、ムキムキのキン肉マンを対象に行われたということは信じられない。長寿であったやや肥満の皆さんは、はっきり言えば体脂肪率が30やそこらあっただろうと思う。ほかの霊長類を見てごらんなさいよ。ゴリラでもオランウータンでも健康なオスはみんな腹が出てるじゃないですか。
そもそもBMIの数値が正しいのか、という問題もある。これはどうもいろいろに検証されているらしいので、全く参考にならないということはないと思う。しかし、本当は長さが倍になると、体積は8倍になる。身長と体重の関係は身長の2乗ではなく、3乗に比例しなければならないということは誰でも考え付くことだ。しかし、そうすると頭がい骨の大きさなどは身長が変わってもそんなに変わらないので、3乗では正しくないという。しかし、二乗なら正しいのか、というと疑問の余地もある、と思う。コンピュータのない時代、手計算で統計的に求められた数値であって、突っ込みどころ満載なのである。
同じこと考えてました。
長生きの親族が多いのですが、若干どころか相当ぽっちゃりなばあちゃん、じいちゃんは、揃って長生きなんですよ。
96の大叔母なんて、タバコも80年位、日々スパスパ吸ってます。
その、兄である祖父はガリガリで、50代で亡くなりました。
その両親である曾祖父も曾祖母も、100近くまで生きてました。
以上は母方で、父方も同じく、やせ形は60~70代で、ぽっちゃり形は軒並み100歳近くまでの長寿です。
なので、わたしもぽっちゃりですが、これで長生きしてみせる!と、常々冗談を言っております。
間が抜けてました。
曾祖父母は、2人ともぽっちゃり形で長生きでした。
あめさん、こんにちわ。
コメントありがとうございます。
興味深い実例と思います。
思うことですが、火葬になった時の骨の状況などは食事内容がすごく反映します。
ちゃんと食べている人はすごくきちんと骨が残っています。
年をとっても油ものの好きな人というのはお医者さんが見た時にも健康状態がいいように思うのです。