大人になって分かったこと、いわば自分でやってみて分かったこと、というのは、何か物事をするためにはかなりの時間がいるということだ。
たとえば、simpledirectは4年目になりますかね。もう、4年だ。新しい仕事を始めてみて、その分野で何かうまく行くようになる、これは大変なことだ。振り返ってみると何年もかかっているのである。
勤め人は、自分のふんどしですべてが動くわけではないが、うまく行けば個人ではなかなかできない大きなプロジェクトをすることができる。
受動的に、今ここに道路ができた、家が建ったというのは簡単なことだ。だけれども、ここに道路をつける、ということになると大変だ。
工事期間だけで何年もかかる。計画時点でどこに道路を通すのか、予算がいくらいるのか、どの家に立ち退いてもらうのか、いくら立ち退き料を払うのか、それによってどういう経済効果が認めるのか、一応の計画書があるはずである。
自分は役所勤めはしていないし土木も縁がないのだけれど、そうなったらそうなったで色々な産業も関係してくる。大企業なら、工場の計画もあるだろう。道路ができたことによって観光客の誘致もあるだろう。
そういう目で見ると、30年ぐらいというのは、あっという間の出来事であり、全く見通せない未来ではないだろうと思うのだ。小学校であの絵を描いた、それは小学生だから仕方ないと言ってしまえばそれまでだ。だけど、あの時に「本当はどうなるのかよく考えてみろ」と誰かが言わなければならなかったのではないか?
いや、指摘した人物は確かにいた。中学校の校長先生が入学説明会にやってきたのだ。彼は「いまさびれた町がある。君たちが大人になった時に、まださびれたままであってはいけない。」と子供たちに言った。子供として、その意味が十分にわかるものではないが、彼が指摘しようとしていたのは多分そういうことだった。
占星術・占いもまた、30年後を提供できるものの一つだ。もちろん、予想できなかったこともあっただろうとは思う。しかし、起こってしまえば、多くのことが星の示すように起こっているというのも事実だ。
できるだけ、正確に予測するということが大事だと思う。~年の人類滅亡とか、ダメ人間のままとか、総理大臣になる、とかではなく、ある程度こういう状況、ということを予測すべきなのではないか・・・・たわごとにつき、拝読ありがとうございます^^;