本当は自分はしたことないです！それから、これは占星術ブログということになっているけど、占星術的にどうかも、今後追々ということです。

いやいや、突然になんやねん、ということですが、自分もある程度の年齢になっていろいろ思います。

今の世の中は、自由に恋愛して結婚するという前提です。見合いの代わりに婚活というのがあるかな。しかし、これも本人が主体的に頑張ってやります、的なもので「結婚したい！」という願望がまず必要です。

恋愛結婚の場合、お付き合いするとか、どの程度一緒にいると「恋愛」なのかというのも、多分程度と言うか、いろいろな形があると思う。燃えるようなひとめぼれもあるかもしれないし、「こんなのでいいのかな」と思いながら、なんとなく仲良くなっていくパターンもあるかもしれない。

しかし、結婚と言うことに到るためには、どこかで一線を越える、体の関係を持つことが必要になる。全くそういうことがなくて、なんとなく結婚ということは多くの場合難しいと思う。
もっとも体の関係がどの程度の比重かは、人によって違うというのはあるでしょう。昔はその一線を越えることがすなわち結婚だった。最初の一線を越えたらその気になるという人もいるかもしれない。あるいは一度ではうまく行かずに、結果的に何人も味見をしました、という人もいるかもしれない。いやいや、欲望に任せて何人の相手とも寝てしまった人もいるかもしれない。

この「体の関係を持たないとなかなか結婚は難しい」ということは、ある意味、少なくとも一瞬は、どちらかが「チャラくないといけない」と言うことを意味する。散々口説いて股を開かせるか、逆に女性側から積極的に行くか、とにかくどちらかが「やろう」と言わないといけない。

でも、いわばその「チャラい男女」が、いい相手とは限らない。積極的に来られて付き合っちゃったけど、うまく行かなかったということもあるかもしれない。あるいは、身持ちのいい方は「売れ残って」しまうかもしれない。実体は把握してないけど、ひょっとすると、一部の「チャラい男女」が、処女・童貞を独占しているというようなこともあるのかもしれない。

その人たちが、男女として相性がいいかどうかのと、接近のきっかけがある、結婚に至るブレークポイントがあるというのは、別問題なんじゃないかと思うのです。

あるいは、結婚に至るまでのノウハウを自分で積む必要があるということになる。すごい好きな人みたいな人ができたけどうまく行かなかった。経済的問題とか、いろいろ解決すべき問題がある。あれやこれやの経験を経てやっと何とかなりそうになった。
そういう経験を詰んだり失敗を重ねたりしていると、10年なんてすぐだ。結婚は30歳、40歳ということになってしまう。40で子供ができないとは言わないけど、だんだん難しくなる。

そういうことを考えると、実は見合いと言うのはいいシステムだったんじゃないかという気はします。あんまり悩まなくて済むし、人にもよるでしょうがおじいちゃん・おばあちゃんの話を聞いていると、案外それでうまくやって来られて、幸せにやっておられる人もいる。