紅白出場歌手の曲が決まったらしい。だけど、新曲を歌っている人はとても少ない。
どんな曲か知らない曲も含めて、一応2019年に発表された曲を調べて見たら、出場歌手42組中16組だけが今年の曲だった。計算すると38%ということになるようです。
あとは、「お古」。
そして、何十年も前の曲を「紅白スペシャルなんとか」とか「スペシャルメドレー」としている歌手が多いこと。
実はちょっと前、foolinさんの「パプリカ」を批判する記事を書きかけたが、アップしなかった。
この曲は2020年のオリンピックイヤーの応援歌として作られた。
それなのに歌詞に「ハレルヤ」が出てくる。やっぱりキリスト教徒が聞くとハレルヤは「光栄は神に帰す」「聖なるかな聖なるかな聖なるかな万軍の主」「六翼のセラフィム、神使の軍が千の千、万の万」ということになっちゃうんだよなあ。
オリンピックの応援歌で、もし歌手が
「南無妙法蓮華経 花が咲いたら 晴れた空に・・・」
「アッラーフ・アクバル 花が咲いたら 晴れた空に・・・」
などと歌っていたら、あなたどう思う?
しかし、NHKはそれをやっちゃったわけだ。
それに歌詞がオリンピックイヤーの応援歌、というには意味が薄弱だと思う。同じようにラグビーの応援歌として作られたECHOなんかは、出場する選手のそれまでの苦闘とか願いとか希望みたいなものが十分伝わってくる。パプリカにはそういうのが全然ないと思う。
ただ、なんでも、子供は妙にこの歌に引き付けられるそうで、あんまり批判するとどうかなと思ったのでちょっと様子見をすることにした。。
しかし、今回紅白でこのパプリカやECHOなんかは、ごくわずかな、すこぶるまっとうな選曲ということになってしまう。ほとんどの歌手が、今年の歌を歌わないから。
もし、天城越えとか二億六千万の瞳とか、「往年の名曲」だけで特別の歌番組ができるのなら、それは紅白歌合戦ではないんじゃないかな。いっそのこと「365歩のマーチ」「喝采」「夜霧よ今夜もありがとう」「川の流れのように」「上を向いて歩こう」とかなんとか「大晦日 日本の歌スペシャル」みたいな番組にしたほうがいいんじゃないかと思う。
米津さんの大ファンです。さいきんは祥子お姉さんよりはまってます。。
ハレルヤはさすがにキリスト教徒的にどう聞こえるのかというのがあってか、英語版は「パプリカ」の繰り返しになってましたね。
宗教的な文言は彼の曲によく出てきますが、今回は「パプリカ花が咲いたら晴れた空に種を撒こう」の後なので
「晴れるや」程度の意味なんだと思います。子供に歌わす歌だし、言葉遊び的な。
他の宗教的な歌詞も、敬虔に信者さんが聴いたら「ん?」と思うでしょうね。どちらかというと皮肉っぽく使っている気がします。
宮沢賢治が好きとのことで、仏教的な考え方に近い詞が多い感じです。輪廻転生とか。
印象的な曲で「Neon Sign」というのがあって、1番ではバベルの塔、2番では塩柱をモチーフに詞を書きつつ、最後生まれ変わった後について言及してて、最初「聖書なん、経典なん、どっちなん?」と思いました(新潟弁かも)、他の曲を聴くにつれ、いろいろな物語から得た着想をモチーフにして自分の言いたいことに昇華させているのだな、と思うようになり、そこからドはまりしました。
詞が深いので、機会があればぜひ聴いてみてください。賢い中学生・芦田愛菜ちゃんも彼の書く詞が好きだ、と言ってます。
紅白については同意です。古い歌うたう意味がわかりません。
今年は米津さん出ないしな~と思いつつ、パプリカ聴けるし King Gnu出るし、菅田くんに髭男・・・好きな人達たくさん初出場するので楽しみになってきました(笑)
あめさん、こんにちわ。
ハレルヤについては仰るようなことなのだろうと思います。特に異論はありません。
が、私の言いたいことも特に変わらないです。
それは毎度毎度の祈祷で唱える言葉です。「神使の軍の担い奉る 万有の王を戴かんとするによる アリルイヤアリルイヤアリルイヤ」
自分の違和感は消すことは出来ません。
SMAPさんも適当に使っているし、公立の学校でハレルヤコーラスを歌うところもある。
今更かもしれませんが、それでも公共放送がこういうのを採用しちゃダメだと思います。
紅白は微妙かなあ。リトグリがでるにしてもECHOより「世界はあなたに笑いかけている」の方が聞きたいような。
個人的には金爆さんに出てほしかった。「令和」を歌うとしたら今年しかないし、今年はNHKドラマの特撮ガガガの主題歌もありましたし、絶対選ばれると思っていたんですけど。