天王星と土星の合が、社会的な大きな勢力図変化と結びついているというのがわかって、そういうことなら、ほかの外惑星の合も何か大きな節目があるんじゃないかと思って、いろいろ調べてみている。
ピンとくるものもあるし、こないものもある。あるいは、だいたいこんな出来事が起こるだろうというのが何回かの例で確認できても、何回かはそのパターンにハマらないというものもある。
さて、土星と海王星は、35年ほどで合になる時期を繰り返している。
1988年からの何年かが、この前の合の期間になる。
この時期、共産圏の崩壊に先立って、チェコ、エストニアで民主化運動が起こり、またビルマ(今のミャンマー)での民主化運動が起こった。
その前は1952年ごろになるが、この時期は日本で労働運動などが活発に行われた時期である。また、バングラデシュで警官が学生に対する発砲事件を起こして大規模な抗議活動に発展した。
その前は1916年ごろになるわけだが、1917年はロシア革命の起こった年である。
1881年、82年には、スーダン、エジプトで反乱があり、また朝鮮半島で日本に対する事件が頻発した時期でもある。
古い時期になると、詳しいことがわからないわけだが、どうやら土星と海王星の合は、民衆の不満がたまって、クーデターが起こったり反乱が起こったりする時期らしい。
通常の海王星の象意などからはあまりピンとこないけれど、海王星はいわば理想を表し、土星は現実や社会、制度を表す星だ。「こうあるべきだ!」という人が社会制度を動かしていく時期ということなのだろうか。
次回は2025年ごろになる。いま虐げられている人は、ロヒンギャの人、チベットやウイグルの人、ガザ地区のパレスチナ人などということになるのだろうか。それとも各地で広がっている貧富の差に対して、何かの具体的なアクションが起こるのだろうか。皆さんも覚えておいてください。