今日は、感染ルートの全くわからない国内での新型肺炎COVIT-19の患者さんがたくさん報じられている。それはお医者さんだったり、タクシー運転手だったりしている。
昨日までの報道を見ていると、割とゲストコメンテーターの人々、いわゆる素人さんが、現在の対応ではまずいのではないか?と、的確なコメントをしてニュースを追求していた。
これ、わかると思うのです。
数学だよね。
ある患者さんが、2回検査しても陰性で3回目でやっと陽性になって、COVIT-19の患者だと分かった。つまり、検査は絶対ではないし、誰彼検査しているわけではない。
症状のない人からも感染しうる。
そういうことなら、中国で感染したけど自覚症状のない人が、日本国内をあちこち歩きまわって、「俺はどうもないよ」と言っている可能性はたくさんあった。中国の患者は何も湖南省にしかいないわけではない。北京にも上海にもいる。国内で見えない流行が起こるのは時間の問題で、クルーズ船に閉じ込めたから広まらないなどというようなことは言えないと誰でも思うだろう。
対応にあたられているいろいろの立場の方はそれはそれで一生懸命やっておられるんだろうと思う。
だけど、今日、ふと、その様子が思い浮かんできた。
決定事項を決める人数はそんなに多くはないだろう。ひょっとすると、そこには行政の人、政治家、医者、大学の先生、そうした人が何人か集まっているのかもしれない。あるいは、先生なんかはいなくて、厚生労働省の中で数人が集まっているだけなのかもしれない。
未知の事象である。官僚は過去のデータでしか動くことができない。
現在手元にあるデータからは、たとえば中国と往来がある限り、時とともに一定の潜伏患者が増えるだろうというシミュレーションもできるのかもしれない。誰か若い人が、テレビのコメンテーターがしているのと同じ危惧を抱いているかもしれない。
しかしそこで、「じゃ、水際対策でいこう。クルーズ船隔離、湖南省滞在者とそれに接触したものにしよう。」と誰か声のデカい人がいうと、「う~ん、危ないかもなあ」と思ってもそれを主張することができないで、それが決定されてしまう。
そうなんですよ。日本人は根回しとかそういうので決めたがる。正しいから決める、ということはしない。
日本人の悪いところだよね。
つまり、ロジックが正しいことは、会議の決定事項にはなりえないということ。聖徳太子の昔から、「和を以て貴しとなす」であって、間違っている意見もそれなりに汲まなければならない。その結果、声の大きい人の意見が勝ってしまう。
ロシアはなんでも徹底的に中国との国境を封鎖しているのだという。そして、恐らくCOVIT-19に関してはこれは成功している。
高血圧、血糖値高め、自己免疫疾患持ちの私には恐怖です。もう、感染してるかどうかなんてどうでもいいので、発症しちゃった場合の対策を明確に決めて欲しい。感染してもなんともない人もいるのだから。
それなのに息子は明日から横浜へ高速バスで遊びに行く、と。本人はいいかもしれないけど家に持ち帰られたらアウトです。
1ヶ月くらい実家に帰ろうか本気で悩み中。
まあでも、息子以外からだって感染するかもしれないし。なので、発症者のレベルに応じた対策をちゃんとして欲しいです。
あめさん、こんにちわ。
いやあ・・・何とも言えませんね。
自分や自分の周辺の人も、大阪なんかに出向かないといけない場合もあります。持って帰っちゃうかもなあ。
今から医療機関とか、パニックかも知れませんね。