いま、テレビ番組で実のある番組って、本当に少ない。
自分が子供のころは、5つか6つぐらいのチャンネルしかなかったと思う。多くの番組が、見るに値する番組だったと思う。いや・・・くだらないものもあったかもしれない。昔はゴールデンタイムにプロレスがあったんです。ブッチャー見なくてもいいかな。
それにしても、と思う。
教育テレビでは、たとえば「ギターを弾こう」みたいな番組があって、まるで英語を習うかのようにテレビでギターを習うことができた。小学校のときお下がりでギターが手に入ったとき、テキストを買ってきて必死で見たよ。ピアノやバイオリンの日もあって、私も自分で弾けなくても「ピアノのお稽古」は見ていた。ド田舎だもの。当時は何もかも習ったりできたわけではなかったんだ。
NHK総合でも「音楽の広場」ってあったな。芥川也寸志と黒柳徹子がバラエティ形式でクラシックの名曲を届ける。NHK交響楽団で、名の知れた指揮者がレギュラーで生でクラシックを演奏するんですよ?
民放のバラエティだってよかったと思う。8時だヨ!全員集合。観客を入れて1時間生でお笑いをする。今考えてみると、これはすごいことだと思う。家族そろって歌合戦。これもいい企画だった思う。
漫画やドラマも60年代、70年代はテレビの創世記で、様々な試みが行われた。ウルトラマンでも秘密のアッコちゃんでもムーミンでも、とにかく目に映るものは斬新だった。
それに、多分テレビのすそ野で食べてる人も多かったんだと思う。生でクラシック番組をやるってことは、演奏家一人一人にギャラを払うってことでしょ。「8時だよ!」のセットを作る人だって、毎週土曜に向けて必死で仕事してただろう。
今は、ゴールデンタイムは、クイズ番組か芸人の出てくるバラエティと相場が決まっている。
いやいや、チャンネルなら沢山あるじゃないですか!BSもあるし、地上波はデジタルになって選択肢が増えた。しかし、ほとんどが過去のドラマの再放送と韓国ドラマ、スポーツ中継で埋め尽くされている。映画もやってるけど、それならツタヤで借りてくるか、ネットで見てもいいじゃん。
おお、「ダーウィンが来た」はいい番組じゃない?動物の生態とか興味を引くじゃないですか。
でも、どうもこれもBSでやってる「ワイルドライフ」と中身は一緒みたい。放映する時期と編成が多少違うだけで、「あれ・・・これ見たぞ?」というのが少なくない。
要するに提供できるチャンネル、時間割に対して、コンテンツが圧倒的に足りていないのだ。
それから、小さいことかもしれないけれど、自分はBGMの使いまわしみたいなのもすごく気になる。NHKの主要な番組が、BGMに他局のアニメ音楽を流している。民放さんも、朝ドラの音楽だろうが大河ドラマの音楽だろうが、どんどん使っている。
何でこんなことになったんだろうなあ。テレビの人たちは「一定数の人はテレビは見る。テレビは残る。」みたいなことを言っているけど、もっと危機感を持ってもいいんじゃない?これはインターネットが出たからでもなんでもない、全然質が落ちてるんだと思うなあ。
昔の番組、楽しいものたくさんありましたよね。私は「野生の王国」と「兼高かをる世界の旅」が好きでした。
今、スピリチュアル界の自己啓発みたいなワークをやっています。
子供のころに好きだったもの、夢中になってたものを思い出そう、っていうのがあって。
字を書くこと、本を読むこと、紙に関わる事、歌うこと、の他に何かあったかな、と思ったら、「知らない国について知る事」っていうのもあったと気づきました。ありがとうございます。こども百科事典の「世界」って巻、大好きだったの思い出しました。
それが何につながるかはまだ不明ですが^^;
あ、あと「皇室アルバム」も好きだったなあ・・。
今テレビは朝ドラと大河と、たまに好きな俳優さんが出るドラマをチェックしてみるくらいです。見たものはネットで視れますもん。ニュースという名のワイドショーもイライラするからまったく見ません。本当に視なくなりました。
あめさん、こんにちわ。
野生の王国のことを自分もちょっと考えていました。自分が見ていたころは、まだ外人さんが出てきて「ジャンボ、みなさん」と吹き替えが入りました。
その自己啓発、いいかもしれません。
びっくりするほど、多くのことを我々は忘れています。あの時はあれほど大切だったのに!だから、何かいい結果が出ることを期待しています。