主イイスス・ハリストスがベツレヘムでお生まれになったときに、3人のマゴス、ゾロアスター教など東方の宗教の聖職者ないし知識人と思しき人が、「星に導かれて」そこにやってきて、黄金・乳香・没薬を捧げた。
普通に考えれば、この「星に導かれた」「星が止まった」というのは占星術以外ありえないと私は思う。
クリスチャンと名乗る多くの人々と話し合うのは本当に苦痛で、彼らは「占星術は禁止されている。」「悪霊の仕業」「占星術を信じてはいけない。」とか、言いたい放題だ。
君ら、福音書を読んだのかね?
じゃ、君ら、いったいそのマゴスたちはどうやってベツレヘムに来たというんだね?
それとも、なんか光るものが空を飛んでベツレヘムの上でホバリングしたとでもいうのだろうか。アメリカ軍のヘリコプターか?ドローンか?
まず自分たちで、起こりえる現象の説明の一つもしたらどうなのだ?
君らの信仰というのは、いままで誰も見たことも内容な天体現象があって、誰もわからなかったとにマゴスにだけわかったということなのか?それとも3人のマゴスは主に贈り物を持って来たけれど、占星術をした罪で地獄行きになったということなのか?
これは別に最近のクリスチャンだけではなく、正教でも今は一般的に占星術はダメだというんですよ。自分は教会に逆らうようなことはしたくないが・・・別に占星術が真実だったとしても誰も困らないでしょ?神・至聖三者を否定しようっていうんじゃないんだ。いまどき魔女狩りをするわけじゃないんだしさ。
しかし、だ。
占星術師に責められる点があるとすれば、「何か重大なことが特定の時期、特定の場所で起こるとわかるのか」ということだと思う。
今までは、殺人事件などがあったときに、その場所、その時刻のホロスコープを作り、その背景のようなことを読み取るということをやってきた。
逆をやってみたらいいんじゃないか。つまり、ある配置がいついつ起こる。当然その結果考えうる出来事があるだろう。その時にそれぞれ支配するハウスの状況などから、その出来事がどこで起こるのか特定すればいいというわけだ。
多分これは難しい。それに最近忙しくしてるから、なかなかその時間が取れないかもしれないが・・・いいじゃないか。やってみよう。