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住宅・建築問題

自分はこんなことは実は何も詳しくはないんです。でも、先日

日本の住宅は「先進国中、ダントツで低性能」…“寒さ、結露、高い光熱費”は当たり前ではない(幻冬舎ゴールドオンライン) – Yahoo!ニュース

という記事を見て、なんとなくわかるような気がした。外国の家、欧米のみならず、中国や韓国と比べても大幅に断熱性能が劣っている。外国の家は結露しない・・・

 

いままでもなんとなく、いろいろなところから断片的な情報が入ってきていた。外国人、日本より寒いところから来ている外国人は、決まって日本は寒いという。そして我々は、「そりゃ、日本より寒い国は住宅や暖房設備が整っているから温かいのだろう。」で、済ませてきた。
それ、本当か?実は単に日本の家がちゃちいだけなのではないか?

最近アメリカで竜巻のニュースがあり、大阪で火災のニュースがあった。
テレビが映し出したものは、現地の堅牢なレンガの家だった。もちろん竜巻によって壊れてはいた。しかし、大きな建物の塔の部分が倒れても下の部分はしっかりしていた。
一方大阪では数階のビルにアルミサッシの窓が張られ、階段・エレベーターは一か所しかない小さなビルだ。アメリカでこういうものを見たことがあるだろうか。
確かにニューヨークには高いビルがたくさんあった。しかし、一つ一つのビルはもっと大きかったと思う。
そういうと、アメリカは広いところだからいくらでも大きな建物が建てられるのだろうという人がいるだろう。自分もそう思って来た。そうだろうか。南港の辺りに市役所の機能を移すとか何とか、新しいビルがいくつか建った。あの建物は一杯になったか?どんどん新しい建物が立っているか?

 

日本の住宅は二十年、三十年経つと壊れるという前提で建てられているとよく聞く。たったそれだけしか持たないのかと疑問に思うことがある。

アメリカではローンを組むときに、銀行は住宅を手放せば、それで残金を請求できないようになっていると聞いている。家はボロボロだけど借金は残っているというのは許されないわけだ。当然銀行の住宅に対する査定は厳しくなる。

しかし、それにしても、もしそういうことなら、住宅が百年も持つだろう、という前提でないといけないはずだ。ローン、30年も40年も組むでしょ?そのあと住めるというのでなければ、銀行は損をしてしまうことになるからだ。

そしてテレビで見ていると、アメリカはわからないけど、少なくともヨーロッパの人々は何百年も建っている建物に住んでいるのをよく見る。彼らはレンガや石で壁を修繕し、壁を塗り直し、何百年も同じ家に住んでいる。

 

日本では、高度成長時代に建てられた団地が幽霊団地になりかけている。しかしそれでも次々と高層マンションが建てられている。

 

う~ん・・・何かがおかしいような気がします。こんなの国会にも上がらないし、ニュースにもならないじゃないですか。車を全部電気自動車にするより、まず住宅の光熱費を下げたらどうか。もっと長く住める家を建てたら?

もし、ある街が「ここの町では300年、5代10代安心して住める家しかありません」と宣言したら、ひょっとしたらもっと人が来るんじゃないか。

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