昨年、一昨年と、稲を干すハデ(稲架)が台風で倒れた。さすがに3年も連続で倒れれば、バカだと思われるでしょう。なんとかしなければ。
一昨年は、端にだけ丸太のハデ木を立て左右から支え(この辺ではシケと言います。多分スケ、助の意味だと思うのですが)をして、後はアルミの3段のハデをしていたら、アルミのハデが倒れてしまいました。
昨年は強い台風で、立てたハデはみんな何らかの仕方で倒れました。そのときも、間にアルミのハデや鉄製の既製品を使っていました。
このアルミや鉄製のハデを使うにあたっては、柱を立てる本数が少なくて済むように、柱の間の稲株の数を通常の12から15に少し大きく感覚を開けていたのもまずかったかもしれない。
結局アルミで3段ということになるとハデ自体がまず軽い。そして、アルミのところには斜めにシケをしないのでそこは横風に弱い。
それで今年は昔ながらの大きな木のハデを作ることにしました。
7段12間のもの1つと、6段10間のもの1つで、昨年までの4つのハデに相当する大きさになっています。
風でハデが倒れるときには、一瞬ハデが浮くように見えるらしい。皆そう言っています。それは、裏側のシケが抜けて、表側のシケを支点にして、ハデが持ち上がるのだと思うのです。
そこで、風が強い場所では、ハデの上にワイヤーを張ったりするらしい。自分も少し検討したのですが、近くのホームセンターで楽に手配できそうに思えなかったので、代わりにシケそのものを杭で固定してみました。
また、風がハデ前面に当たらずに、間を吹き抜けることができるように、2か所ほど間の空いたところを作りました。
ただ、今年は雨が多かったので田んぼが柔らかく、ハデを作るのにすごく時間がかかってしまいました。この後うまく行くといいと思います。
風の抜け道があると良いかもしれませんね!
こちらでは畔に植わった稲架木に竹の横棒を渡すので、倒れるということはまずないのですが、飛ぶ、とかもないのかな。
見たことないですね(といってもここ20年は街に住んでるので滅多に通らないけど)
今調べたら、新潟平野は湿地帯なので、田んぼの中では乾かせなくて、畦道で乾かしたとのことです。
そうなのか!!!
秋の稲の匂い、稲刈りの匂い、藁の匂い。
秋はいいなあ。
藁焼きが条例できなくなってだいぶ経ちます。また嗅ぎたい匂いです。
主さんのとこの稲も、倒れることなく乾きますように。
あめさん、こんにちわ。
ご心配ありがとうございます。
当然のことながら最近では天日干しをしているところ自体がほとんどないだろうと思います。
北陸の事情といっても、ほとんどの農家はコンバインで刈り取りされているんでしょうね。ハザ、などというものがもうほとんど知られないものになってしまうのではないかと思います。
それは感じますね。少し前までは、「ハデ干しですか。頑張ってますね。」という感じで受け取られていたのかもしれないけれど、そろそろ化石状態に近くなってきたかも。