池袋と神戸で、それぞれ車が複数の人をひき殺す事故があった。
これは様々な側面があって、池袋のおじいちゃんはもと官僚で何とかの褒章を受けているとか何とかということで、ニュース記事でも絶対呼び捨てにされない。馬鹿じゃねえの。「おい、幸三!」が普通でしょ。嫌な国になったもんだね。
本当はホロスコープを作るべきなのでしょうが、先にこんな考えが浮かんだ。
神戸のバスの運転手、糖尿病が持病でインスリンを投与していたというのと、高血圧の薬を処方されていたとのこと。普通に考えると30年以上のベテランの運転手がそういうミスをするものだろうかということになるが、薬のせいなら可能性はある。
インスリンの問題はテレビなどでも報じられているが、降圧剤の方も飲めばちょっと無気力状態になってぼうっとしてしまう。
この人たちは、わたしみたいな勝手な生活はしていないから、会社で健康診断を受けることが義務付けられることになるだろう。そうすると60歳代で血圧150は別に高くもない、平均より低いぐらいの値なのだが、今の健康基準で言うと高血圧ということになってしまい、医師は降圧剤を処方するだろう。それで、薬を飲んで事故してしまったら?
ある場合には、まったく逃れられない可能性がある。
- 人を乗せるバスだから健康診断を受けることは必須である。
- 健康診断を受けたが最後、平均値の人は高血圧とみなされる。
- その結果病気でもないのに降圧剤を飲んでその副作用を受ける。
こうして、その副作用で人を殺してしまったら、その場合運転手が罪に問われるのだろうか。医者は?厚労省の基準を決めた人は?