仮に1970年6月15日東京生まれの人がいて、お昼ぐらいに生まれたとわかったとするとする。まずためしに12時でホロスコープを作る。
そして30歳で大きな出来事が起こったとする。すると、ホロスコープの30日後の7月15日 12:00のホロスコープも作る。
すると、この人の場合、月と木星と金星のタイトなスクエアがある。人生である時期愛情や金銭に関係して大きな出来事があるのではないか、それも何もかもハッピーではなく、華やかだが損失のあるような出来事なのではないかと思える。厳密には、まず月と合の出来事がまず起こり、翌年金星とのスクエア、続いて木星との合ですから、たとえば(たとえばですよ)旅行にいったらいい話にぶつかってなんだかんだするうちに彼氏と喧嘩になって別れてしまい、だけど儲け話は成功したとか、そんなようなことがあったとします。
このサンプルの場合、MCが微妙な位置にあるのだけれど、ちょっと無視します。理屈を説明したいだけだから。
仮にASCが月や木星と合になることによって起こるだろう出来事が30歳で起こっているのではないかと思われる状況だったとします。
すると、ASCがピタッと木星や月に重なるまで、時間を進めればいい。
12時20分で重なった。すると、出生時間は12:20ぐらいだおいうことになります。
理屈はそういうことなんだけど、要するにASCのアスペクトで起こる出来事が具体的に思い描けるかどうか、それがどれぐらい自分や近しい人の人生で消化できているかが判断のカギになります。