占星術の本、といってもそんなに新しく次々買って吸収しているということはないんです。ごめんなさい。だけど、最近本を買いました。2巻目から持ってる本の1巻目を見ておかないといけないだろうと思ったり。
結果、良かったかもね。とても基本的なことが書いている本を2つ見ています。大体、知っていると言えば知っている。
新しいことをやってみないといけないということも、あるとは思うのです。最新の技法を駆使しておられるほかの占星術師の皆さんに対して、引け目に思うというのか、自分も看板を出したからやらないといけないかなあ、と思うこともあります。
ただ、現実問題、そこまで詳しく見られるかな、というのもある。もちろん見落としている、ほかの人なら当然こう判断するのに知らない、ということは良くないことだろうとは思う。ですけど、ある時期にある出来事が起こって、その時期にそのことが起こるかもしれないということを暗示する星が2つ以上あった場合、どれを取るべきなのか。たとえばプログレッションで月がある出生図中の惑星にアスペクトを作っている場合、これは正直にその時期にそのことは起こるかもしれない。しかし、そのほかのもの、惑星のアスペクト、惑星のアークシステムでのアスペクト、ミッドポイントへの刺激、非常にたくさん示唆されるものがあって、あるときに手術をするとか恋人に振られるとかはっきりした出来事があった場合、どの判断方法がもっとも適切にそのことを言い表しているのかわからなくなる。ややこしくなりすぎて、本質を見失ってしまっているのではないか。
私の場合は、だから、外れてもできるだけ具体的な何かを言い当てるようにするということにしたいとは思っています。
しかし、やはり出生図は舐めるように見ておく必要があると思いますね。
基本的なもの、基礎的なものは大事にしておかなければならない。
いまだに自分のホロスコープを見て、なるほどなあと思います。単純に過ぎるということはあるとは思う。土星のあるサイン、などというのは自分たちの年代が共通して持っている特徴なのだ、つまり、同級生のあいつも同じ特徴を持っているはずだ、というようなことは考えないといけない。だが、やはりちゃんと見ておく必要があると改めて思います。