自分はFacebookはやらないと言っているのですが、ソフトのお客さんでFacebookを使っている人がいるので、他の人にはわからない細工をして秘密のアカウントを作っています。ただ、何かを投稿したりすることはありません。みなさん、秘密にしててごめんなさいね。
ところで、そうすると昔あって、メールアドレスを交換した人の名前が出てきて「~さんをご存じではありませんか」というメールがしょっちゅうやってくる。いや、まあ、そりゃ知っているよ。
恐らくその人は几帳面にアドレスを登録しているのだろう。そして、私はその人のアドレス帳にメールが登録されている。Facebookのスマホアプリが知り合いのメールをなめるように探してしまうと、当然私の名前もヒットするわけだ。ところがその人がウィーンにいたり、ロンドンにいたりする。
人生の中で、ウィーンで思い出に残るすばらしい出来事は確かにあったよ。あれやこれやで山のように外国の人と名刺交換した時期もあった。
それから、前に占星術で見た人で、いろいろあって今は外国で頑張っておられる方もおいでになります。いいじゃないですか。
でも私自身は今はウィーンに行ける状況じゃないんだ。昨日はもち米のこなし(稲わらからもみを外す作業)だった。あれはあれ、これはこれだ。
昔の知り合いなんかでも、実はあんなことをしている、こんな立場になっているとか、それはあります。だけど、自分はいままであんまりそういうつながりを大事にしてこなかった。その人はその人の人生、私は私の人生、別に知らなくても、自分にとって大事なことをする、それで良かったんだ。だけど、変にわかってしまって「あ、あいつ、あそこにいるんだ?」と思うと、あった時にどうリアクションしたらいいかとか、要らないことを考えるんだよね。
外国のテレビ番組なんかもそう。そりゃ、見れば「へぇ~」とは思うけど、以前は事前の知識なしで突然現地にいることもあった。全く知らないってことはない、時差も観光地もチップがいるかどうかも調べますよ。だけど、もしそこをテレビで事前に見たりはしていなかった。
知らないほうが楽なこともあると思う。