占断をした方のやり取りで、また心に引っかかることがあった。
その方も要するに私の割り出したやり方でもって過去の出来事を検証すると、当たっている。すると、未来も当然当たるだろう。未来など知らないほうがいいのではないか。そういう疑問だった。
もっとも、と思う。色々これはこれで、また考えられることはいろいろある。これについても、あるいは追っていろいろ記事にするかもしれない。
しかし、運命を変えられるか、ということをもっと具体的に材料を提供することが、これに対する答えになると思う。
いくつか、そういう話があることはある。
これは友人から聞いた話で、その出所がどこか、本当のことなのか、私は知らないが、あるいは案外知られている話なのかもしれない。
ある方が占い師に見てもらったところ、その人の旦那さんが何年の何月何日に死ぬと告げられた、という。普通ならその占い師が嘘を言ってのか、ということになるのだろうが、ここはそうではなく、周りの人の意見からかそれまでの人生に対する占断からか、要するに疑う余地なくそのように実現する、と思われたわけだ。
ところが、この方は旦那さんの命を何とか延ばすように、ありとあらゆる手を尽くされたそうである。
その結果、旦那さんはきっちり予告された日から10年後の同じ月同じ日になくなられたそうである。
ある意味、占い師さんの占断も正しかった、と考えられる結果であり、しかし運命は変わったと考えられもする。
こういう話、いくつかある。今後またご提供していこうと思う。