少し前から梅をつける。去年はホームセンターで桶を買っていると、比較的若い(別に若くはないが)男性が桶を買っているのがめずらしいのか、どこかのおばさんから声をかけられたりした。しかし、梅もしそもどこかで買ってくるか、実家からもらったものだった。
今年は梅の木があって、採るところからすることになる。しそも畑にある。
先日は剪定の仕方の講習みたいなのがあって、教わりに行ってきた。梅はほかの果物と違って、新しく出た枝の先に果実がつくのではなく、下のほうにある古い枝、2年目の枝に実がなる。日が当たらないといけないから、垂直に伸びる枝を次の年の花芽が木の中で準備されるまでに切らないといけない。
現実には下に生い茂ってくる笹を刈ったり、這い登ってくる蔓を切ったりなかなか大変だ。
しかし、一応ここでは木が育つところから梅をつけるところまで完結しているのである。お米も完結している。お茶も、製茶だけが外に依頼しているわけだが、まぁまぁ完結している。
突然だが、教会などはどう考えているのだろう。ご聖体を作るためにはワインとパンは不可欠であるわけだが、地域でそれが採れないということになると教会は存続できないよね。