ガーネットという言葉はスペインのグラナダと同じで「ざくろ」から来ている。本当にざくろの実のような色や透明感をしている。
なかなか組み合わせで、「これ」というのがなくて手元にもっていなかったのだけれど、今回、連で取り寄せた。
持った途端に、ずっしりと重い。こりゃ、難しい石だ。スモーキークォーツとか、オニキスとかなら合わせられるかも。アマゾナイト?うん。ラピスラズリとか、個性の強い同士は難しそう。あれこれがだめってことはないにしても、人生での特別の強い方向性みたいなのがいるのではないか。
アニメ映画「時をかける少女」の主題歌が奥華子さんの「ガーネット」で、奥さん(と呼ぶしかないわけだが)は結構好きです。だけど歌詞はガーネットとは一見関係なくて、映画を見て、未来からやってきて友達として過ごしている男性に恋心を抱く主人公の女子高生目線で書かれている。
ガーネットの石言葉が友愛だから云々ということで、ガーネットとつけられたらしいのですが・・・なるほどなあ。「未来で待ってる」って、意味不明といえば意味不明な最後だが、二人の強い結びつきや絆というものを表現したかったのかも。考えてみると、割と奥さんの歌って一途な内容かもしれない。
だけど、こういう人生いいね。なんか、まっすぐで槍か何かを構えて馬に乗って突進していく修道士みたいなそういうの。ガーネットを見るとそういう何かを考えたくなります。