エニアグラムの記事がずっと続いています。エニアグラムがプロセスを表している。OK。だけれども、本当の味噌は中の線にある。
この、142856という数字の順番は、ある数を7で割った時の循環小数の値になっています。十進数と七進数の揺れから生じる数値だと思うのですが、九つ数字が並んでいるだけでは当然面白くない(失礼)ので、その内的な関連性がいわば面白いわけです。東洋占術では五行生剋がその役目を果たしていますが・・・
すると、プロセス的には連続していないいくつかのポイントが内部で強い関連性を持つ、ということになる。
昔何度もエニアグラムは書いてみたのです。いろいろ考えた。でもわからなかった。
しかし、先日からそういう記事を書いていて、いろいろ思考を巡らしていると、そういう連続はしていないけれども前後で関連するプロセスというのは、思い付く。昔は思いつかなかったのです。
自分で商売をやってみるとか、世の中で一定の継続的なプロセスを生み出すという経験が昔はなかったと思う。
事業、商売、会社などというのは、一定の仕組みの中で外部とやり取りをしながら永続的に続いていく一つのコスモスと考えられる。ホロスコープも当てはまるはずだし、九星も当てはまり、エニアグラムも当てはまるでしょ。
すると、制作過程でかかる作業コストが見積もりに影響するし、見積もりは納品後の請求に影響する。順番からいえば、商売によっても違うけれども、今自分のやってるものだと、問い合わせ・オーダーがあって、見積もり・価格提示があって、受注して、制作して、納品して、請求書を出して、お金を払ってもらって商売が成り立つ。
ここで、最初のオーダー、受注、入金の部分は、自分では出来ない外部からの力だ。
一方で、順番は見積もりで製作かもしれないが、見積もりはダイレクトに請求行為と内的に関連している。また作業工程や仕入れが見積もりに影響していく。つまり、順番とは別の内的な関連性が確かにありそうに思えるのです。
この中で、支払いだけがイレギュラーな位置にある。支払いは、ドレミでいうとシの位置の次にあればいいから、オクターブの法則でいうとイレギュラーであることは予測されたことだ。
仕事の場合は、自分がやってある程度続いているパターンで持ってそれを当てはめていくことが必要だと思う。その仕事をよく知っていないといけないのだ。違う商売をしていれば、当然違うプロセスがあると思う。あるプロセスだけが非常に大きく別のサブルーチンを作らないといけなくなるかもしれない。たとえば工場のある企業もあるでしょ。
本当はもっと基本的な、普遍的なプロセスに、これを当てはめることが重要だとは思う。生命体とか、気象とか。そうすれば多くの人が納得してくれるだろう。
だけど、考え方としては多分これでいけてるんじゃないか。逆に言うと、あるプロセスを永続的なものにする、たとえば商売を軌道に乗せるためには、エニアグラムを作れればいいわけだ。