8月末からずっと稲刈りをしていて、やっと最後のもち米を刈り終わった。あとハデにかけたりこなし(脱穀)したりする作業はあるのですが、やっと一息つける。
すみません、ブログやらなんやらを休みにしていて。
明日はハロウィンなのだそうだ。東京の渋谷ではハチ公像が覆われ、飲酒や仮装が取り締まられる。いい傾向なのではないか。
もともとキリスト教では、聖神降臨祭、ペンテコステのあとの日曜日に、「諸聖人の日」という妃があり、自分より先にキリストに望みを託して亡くなった人、諸聖人というのだけれど、言い換えればご先祖様を記念する祭りがあった。六月ぐらいです。
しかし、カトリックが未開のガリア(フランスや西ヨーロッパ)に宣教するにあたり、西ヨーロッパの人間は違う形で先祖への祭りを行っていた。それは冬に入る前、あの世の扉が開いて、先祖たちがこの世にやってくる日があり、その日には「ちゃんと供応してくれないと、たたるぞ(trick or treat)」といって先祖の霊が家々を回るということになっていた。
カトリックはこの習慣を認め、諸聖人の日を11月1日に移動し、その前日をガリアの人々が行っていた先祖供養の日とした。
つまり、ハロウィーンはカトリックの祭りで、日本で言うお盆なんです。子供たちに配られるお菓子は、いわば盆団子。
お盆やって、お彼岸やって、正規のキリスト教徒なら諸聖人の日も祝って、そのうえハロウィーンもやるの?いや、いらないですよ、その祭り。それとも、明日墓参りに行きますか?