台風19号、外国ではハギビスと呼んでいるようで、ロシアの天気予報もギリシャのニュースも報道してくれています。日ごとに被害者の数が増え、多くの災害をもたらした台風であることは間違いない。

一方で、今回「市役所が浸水しました」といってニュースが出している市役所は、すべてハザードマップで浸水が危惧されている場所に立っていることがわかっています。雲南市もそうだけど、無為無策なんですよ。
テレビでは「市役所が浸水しました」とか、さぞ大きな災害が起こったかのように報道していますが、あれは嘘です。市役所が、あるいは我々市民がバカなんです。高いところに立てりゃいいじゃないですか。私の住む雲南市のように、わざわざ浸水地域に建て替えた馬鹿な市民もいるのです。

また、山陽新幹線が、全部ではないけれども、計画運休でかなり運行を停止しました。
台風の進路は静岡近辺に上陸することがわかっており、暴風域は関西の中ほどまでとわかっていたから、西側の中国地方は多分それほどの被害はない。山陰側では強い風が吹いたし、そういう予想も出ていました。広島でも朝は乾燥した砂埃が河川敷を舞い上がる映像が出たけれど、たとえば家屋の倒壊があったり川が決壊したりしたわけではない。
一旦計画運休をすると、いくつかの企業はその日の業務を取りやめざるを得なくなります。大きな損害なんですよ。JRは個人が列車を止めると法外な賠償額を請求する。なのに自分たちは大した被害も予想されていないのに勝手に列車を止めるのか？
広島でトタンが飛んだ家がありました。でも、神社が倒壊したわけでも何でもない。確かに台風の影響はあったにしろ、台風と交通機関を止めることのマイナスの両方のリスクを考えた時に、山陽新幹線を止める意味があるのか？風速30mの予報で新幹線はすべて止めるのか？

こういう時は、多分武田邦彦さんが何か言っているだろう。するとやはり動画をあげていらっしゃいました。

自分としては、地球温暖化で台風は巨大化しスーパー台風になっているという報道は一応信じてました。ところが、過去の台風を見るとむしろ台風は小型化しており、台風19号は過去の台風の10位以内にも入っていないと武田先生は言っています。ほんまですか！？

気象庁自信がそういうデータを出しています。

気象庁：中心気圧の低い台風

https://www.data.jma.go.jp/fcd/yoho/typhoon/statistics/ranking/air_pressure.html

ページが改定になる可能性があるので、一部をコピペさせていただきます。

*1：当時の市町村名等で示す
*2：第二室戸台風
*3：伊勢湾台風

参考記録：（※統計開始以前のため）
室戸台風　911.6hPa　1934年9月21日（室戸岬における観測値）
枕崎台風　916.1hPa　1945年9月17日（枕崎における観測値）

1959年の中心気圧929の台風が伊勢湾台風だと思います。このとき5000人の死者が出ました。

台風19号は上陸時の中心気圧は960hPaです。ちなみに昨年大阪を襲った台風は上陸時950hPaでした。

台風19号、全然大したことないじゃないですか！

自分は、ひょっとして、家屋の被害などにもそうした嘘が紛れ込んでいるのではないかと思います。この20年、日本は経済成長しておらず、子供の数も減少した。山の中の集落の状況も変わっているし、道路や河川のインフラの整備も人手がなくて回っていないとかそういうことがあるのではないか？貧富の差は広がり、一般の人の住宅も安くなっている可能性がある。もしかしたら、50年前には倒れるはずのない家が倒れたのではないか。いろいろ疑心暗鬼になります。