自分は勉強だからと思ってギリシャ語のニュースを見るようにしている。日本はずっと金正男暗殺の報道だったが、当然のことながら、ヨーロッパでその報道の割合は小さい。自分も一回ちらっと見ただけだった。
その代り、EU、IMFなんかを中心に行われているギリシャ債務の問題で、今度はツァカロートス閣下が国内に持ち帰って銀行やら議会やらとどうこうしているとか、難民がどうしたとか、トルコが繰り返しギリシャ領の島に船や戦闘機で挑発行動を繰り返しているとか、そういうニュースが続いてきた。地域柄当然ですよね。
しかし、これは日本でも報道されているものもあるが、トルコの外相がオランダで入国拒否された。トルコで行われる大統領の権限を強くする国民投票の支持を在オランダのトルコ人に対して呼びかけるのがダメだ、ということらしい。オランダ国内でトルコの政治活動をするな、というわけだ。
エルドアン大統領はオランダの行いを「ナチスだ」と非難していて、EU各国はこれに強い反発を示している。
また、トルコがEUに加盟するための準備金をEUが凍結した、というニュースもあった。
漠然と、で申し訳ないんだけれど、これはヨーロッパでも何か起こっている、という感じがします。占星術といいながら、具体的なことを示さないのはアウトかもしれないけど、大きな、簡単でない事柄が。
いままで、テロだとか経済危機だとか、いろいろはあったけど、それでも大きなEUの理想みたいなものが崩れるということはなかったと思う。だけど、何か、変わったような気がします。