なんでも日刊ゲンダイさんの記事で「野田首相 NHK 電波ジャックの怪」というのがあって、「3月下旬の衆院総務委員会では、NHK職員の年間報酬がサラリーマンの平均年収の4倍、約1780万円に上ることが問題視された」という文章がのっていたらしく、NHK給与の高額なことが話題になっている。
これ、実態はどうなのだろうか。
マスコミや東京電力のようなところが一千万円以上あるというのは、一般論としてよく聞く。NHKの給与が安いということで民放に行く人も結構今まで例があった。
また、NHKの初任給は22万ほどらしく、1600万云々というのは40代という情報もある。
また、一概に「NHK」といっても、NHKの職員もあるし、正規の職員でない人も沢山関わっていると思う。クローズアップ現代の国谷さんなんかも長くやっていて7:30の顔みたいになっているけれども外部の人だし。フリーのカメラマンや技術者もいるだろう。NHKなんとかという関連会社も沢山ある。非正規職員・バイトの人がどれぐらいいるのかは知らない。
たとえばオードリーの春日さんは以前節約生活で鳴らしていた。テレビの画面にアナウンサーとゲストとタレントと出演していて、デスノートよろしくその人の頭上に年収が浮かんでいたら
1000万 3000万 400万 180万・・・
とか並ぶことになるのだろうか。
いま就職氷河期を体験したのち、まずまずの事務作業は出来るが正規雇用はできないというような女性職員の手取りは、ある程度幅はあっても15万ぐらいといったところなのではないだろうか。NHKの正規職員の1/10ということになる。そしてそういう人は多いと私は認識している。
メディアでは、ある程度の生活をしているある程度の人の意見を聞く、ということはなかなか難しいということになるのだろう。