もうニュースにもなり犯人も捕まったわけだけれど、トルコで日本人女子学生が一人は殺され一人は重傷を負ったというニュースは大きく取り上げられた。解決した事件を見ても、後からごちゃごちゃいうだけでは余計な野次馬というだけになってしまうかもしれないと思い、こういうのはスルーすることも多い。外国の事件だと正確な時間がわからないことも多い。
しかし、ふと、やはり親日的といわれる国でこういう大きな事件が起こったのだから、何か星の示唆があるだろうと思い、作ってみることにした。発見時刻も現地時刻の午後1時45分とわかっている。
2013/9/9 19:45(日本時間) カッパドキア
朝方だと、月は金星に合というような位置にあったのだが、この時間は蠍に映っている。占星術にお詳しい方はご存知かもしれないが、この位置の月はヴィア・コンバスタと呼ばれ問題が特に深刻になる位置だ。そしてその月が第8ハウスを支配する。
被害者が女性・旅行者であることを示している。
月は土星に合、火星にスクエアである。土星と火星はスクエアを形成していて、オーブが1分(1/60度)ない。まさにちょうど90度になっている。だから、なんとも危険な配置の日付・時間だったと言える。こんなことを言っては被害者の方に失礼なのだけれど、星の上からはまるで待っていたかのように事件が起こったように見える。
土星は月とはオポジションの位置を支配する。また火星は被害者から見て第5ハウスと第8ハウスを支配する。
土星が、地元の人で男性というのはわかるように思う。おそらく、この人は金目当てということもあったかもしれないが、それとは別の動機として、可愛い女の子だからちょっかいを出してやろうという部分があったのではないだろうか。
昔々、自分が学生でトプカプ宮殿に行った時に、ものすごいベッピンのトルコ人女性に流暢な日本語で話かけられて、ドキッとしたことを思い出す。当時は日本からトルコに行く人も少なく、彼女はイスタンブール大学で日本語を勉強していると言っていた。この人はもちろん別に悪い人でもなんでもないわけだが、突然ピッカピカの異性に話しかけられるというのは驚きます。
総じて親日的、といっても、それがゆがんだ形で出てくる人もいるということなんだろうな。