この方は、人生コースをお申込みになり、現在介護の学校に通っておられるが、自分にそれができるかどうか、ご質問になった。
この介護の仕事に就くと、多くの場合夜勤をしなければならない。小学生の子供がいるが、大丈夫だろうか。
人生コースでの占断内容は多岐にわたり、数十年の長期間の年表をお渡しするのですが、ここではほんの一部だけご紹介します。
まず出生図中で、この方は第3ハウス射手で太陽・海王星・水星が合になっている。射手・海王星に対して太陽が合というのは、医療などの分野に向いているように思われる。また12ハウスに月がある。これも、隠れた仕事、人の世話をする仕事に向いていると考えられる。この方は細やかな性格でてきぱきと物事をこなすことができると考えられる。介護や医療の方面に興味をもたれるのは必然的なことのように思われた。
家庭はどうだろうか。この方ご自身は、第4ハウスに金星がある。愛情のある家庭を意味し、金星のアスペクトも悪くない。
この方のお子様のデータも頂戴したが、第4ハウスは牡牛が支配している。少し激しい性格かもしれないが、結果家庭が非常に悪い環境になるというような星はないように見える。おそらくお子さんのことは大丈夫なのではないだろうか。
2010年ごろ、ASCが9倍音で獅子に入り、またこの年にASCが木星に合になる。2009年には月が太陽や海王星とスクエアになる年になっていて、病気をするとかさまざまな困難をご経験されるだろうが、それやこれやで一昨年には介護や医療の仕事に志されたのだろうと考えた。
2015年にはおそらく異動や転居・転職・旅行といった何らかの変化ののち、ASC9倍音が乙女に入る。このごろから、真剣にこの種の仕事を取り組まれていくのではないかと考えた。
その先にはまたいろいろあると思うが、ぜひこの仕事で成功を収めていってほしいと思う。