お客様ご自身がホラリーでの占断に興味をお持ちになって、自分でやってみておられるというご連絡をいただいた。それで、ある意味占断した通りの結果は得ていて、何日後にこれこれのことが起こるというと確かに起こってはいる。ただ、それが期待した人物とは違う人物について起こるということで相談いただいた。
実は、自分でも似たようなことを経験してる。
一番困るのは失せものさがしの時にときどきそういうことが起こることである。
前に、赤ペンが見えなくなって、「赤ペンはどこにある?」という問いで、その場所を占断した。すると、確かに赤ペンはあったのだけれど、そのペンは自分が探しているペンではないのだ。そして、ちょっとかすれ気味のペンではあったのだけれど、そのペンでその場の用事は済ますことはできた。でも見つけたいのはこのペンではないのだ。
赤ペンは自分のことだからいいけど、お客様のご依頼でもそういうことがあったことがある。ある新品の品物がどこにあるかわからない。それで、ご依頼をいただいて占断して、確かにその場所に同種の品物があるけど、それは前からある古いやつだとか。
依頼した方はご不満ですよね。それじゃないよ。それがそこにあるのはわかってるんだ!
それはある程度仕方がない場合もあるということなのでしょう。ホラリーの限界なのかもしれない。あるいは、その古いやつがそこにあるというのも、何らかの意味があるのかもしれない。赤ペンのケースにしても、要するに赤で書く必要があって、その用を足すことはできたわけだし。