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鯨を取り上げなかったNHK

多分先週の水曜日の21日だと思うが、NHKのテレビ番組「ガッテン」でオメガ3脂肪酸についての特集があった。

  • 脂肪酸には4種類のカテゴリーがあるが、オメガ6脂肪酸とオメガ3脂肪酸は体内では作られず外部から摂取する必要がある(必須脂肪酸というらしい)。
  • 通常我々が摂取する多くの油、サラダ油、コーン油、ごま油などはオメガ6脂肪酸が多いグループに属している。
  • オメガ6脂肪酸は血を固める作用があり、オメガ3脂肪酸は血液を固まりにくくする作用があり、バランスが必要だが、オメガ3脂肪酸が足りていない。
  • ちなみにバター、牛肉、ココナッツオイルなどは飽和脂肪酸、オリーブオイル、菜種油などはオメガ9脂肪酸ということで、別のグループに属している。

自分は最初のほうは見ていなかったのだが、どうやらイヌイットの人々が十分にオメガ3脂肪酸を摂っていて何らかの形で日本人のような健康の問題を持っていないということ、アザラシの油の効能を紹介した。

しかし、アザラシの油は簡単には日本では手に入らないので、エゴマ油、アマニ油が代りになるという話だった。どうやらシソ科の植物は同等の効果があるようで、ちょっと油を搾るのは大変だろうけれどもその辺にバンバン生えてくるシソもオメガ3脂肪酸があるみたいだし、南米のチノというシソ科の植物にもそういう成分があるらしい。

わたしの周囲の人間も見ていたらしく、なんだかんだと勧めてくる。自分は近くのスーパーに行ったときにそんな商品があるのかと思い見て見たら、エゴマ油とアマニ油のコーナーはきれいに売り切れになっていた。

 


でも、アザラシでそこまで効果があるんだったら、同じ海に住む哺乳類のクジラはどうなのか、と誰でも思いません?スプーン1杯のエゴマ油で本当に健康になったり痩せたりするんだったら、給食でクジラの白い脂のついた肉が時々出るのでも、だいぶいいんじゃないか。クジラどうなの?

 

それで、「クジラ オメガ3脂肪酸」で検索すると、やっぱりそうなんですよ。クジラでもいい。クジラなら日本人は昔から食べている食材です。

ただ、クジラはオーストラリアなどの頭のおかしいテロリストたちが道理を無視して反対している。クジラの命を守れということで、塩酸の瓶を漁船に投げ込んでくる。日本人の命は別段どうでもいいが、クジラは助けなければならない!

自分はNHKはクジラを取り上げるべきだったと思うな。食材としてそんなに沢山はないから、毎日食べましょうと言わなくてもよい。だけど、結果的にクジラを食べる習慣で劇的に健康状態が改善するというようなことがあるのなら、オーストラリア人もカンガルーや牛だけではなく、クジラを食べると思う。だって、そこにいるんだもの。かつて彼ら自身がやってたようにろうそくの油をとるためだけに乱獲するんじゃない、食うためにほんの少し捕ればいいんだ。

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