9日にカンニングの竹山さんが、自らもテレビ番組に出演していて「報道特番じゃないんだ・・・」とツイートして多くの人の共感を呼んだというのが記事になっていた。
竹山さんご自身もビビッドという情報番組にご出演になっていて、そのときのトップニュースはタイの洞窟でサッカーチームの子供たちの救出についてだったらしい。
竹山さんの言い分は、日本で、その時わかっているだけで、80人以上がなくなっている大災害なのに、東京のキー局がやらないから、まるで他人事になっている、というものでした。それは確かにその通りだったと思います。
自分も、一応毎日ギリシャ語のニュースを聞いているのです。それで確かに10日のトップニュースはタイの少年たちの救出の記事でした。
ちょっと前に酷暑でカナダで50人だったか亡くなったというニュースが流れました。その時はSTARでもそのニュースは伝えられました。
別にギリシャ人に同情してくれとか、そんなことではありません。それを言うなら、6月27日ごろギリシャでも大変な豪雨で、ちょうど呉や倉敷で起こったような洪水に襲われています。それは日本でも放映はされていなかったのです。
しかし、そうだとしても、なぜ世界中で「タイの救出劇」なのかはちょっと疑問です。これ、いいニュースだと思いますよ。全員助かったし、世界中から専門家が助けに行ってるし。
誰が「これを一番にしよう」と決めてるのか。