独り言です。
ターシャリープログレッションの意味を考えていた。
注目点はいくつかある。基本的には、短い期間の出来事が追跡できる。その場合、まさにプログレッションの作る天体、特に月が出生図の星に対して作るアスペクトが注目点である。通常1ヶ月単位ぐらいでしか追えない出来事が、日付に近いもので追いかけられる、ということだ。
しかし、ターシャリープログレッションは、それだけではない特徴があると思った。通常のプログレッションで、ASC、MC、太陽などほとんどの惑星が非常にゆっくりしか動かない。月を除けば、惑星が移動するサインやハウスに大きな意味を見出しにくい。
しかし、ターシャリープログレッションでは、それはしょっちゅう動くはずだ。トランジットとはどう違うのか?トランジットは万人に対して金星も木星も同じ位置にある。だから、40歳ぐらいの年運を見るために、誕生日の2年後ぐらいの星の配置をちゃんと検討するということに意味が出てくる可能性がある・・・
ブログに書こうと感受点のチェックを行った。しかし、それだけではなく、あれやこれやを考えていて、ふと、いわゆるインドのナヴァムシャ、9倍音のホロスコープをもっと念入りに考察してはどうか、またナヴァムシャの感受点について、プログレッションがどう働くのか、チェックする必要があるのではないかと思った。
ナヴァムシャ、9倍音をチェックしたところでもっと細かい出来事を当てたりはできない。それはわかっている。
たとえば、太陽ということを考えると、通常獅子にあって、9倍音で乙女にあったとしても、感受点としては別のひとつの点が増えるだけである。
だが、その点を看過してはいけないような気がした。
そこで、プログレッションで移動する倍音なしの惑星が、9倍音の感受点と作るアスペクトについて、ここ2~3年のポイントを出してみると・・・・
なんてこった。月が9倍音の星に対するアスペクトが、気持ち悪いほど、私の引越しを言い当てている。いや、こんな出来事は確かにあった、ということがずらっと並んでいる。
じゃ、ASCは?ああ・・・そうかも。もっと長い期間を出してみなければ。しかし、合っているように見える。
ま、いいわ。一度に何もかも出来はしないよ。