最終的なシナリオは2つだと思う。
1.内部的なクーデターなどが起こり、プーチン政権が崩壊し、ロシアが混乱と戦乱の時代に突入する。ちょうどイラクのフセイン大統領が倒れ、リビアのカダフィ大佐が倒れ、ウクライナでもクーデターで大統領が追われたように。今回のウクライナ問題が最後でなくても、何回かこういう出来事が繰り返されて、ロシアが倒れる。フセイン大統領の時そうでしたよね。しかし、アサド大統領はそういう運命を免れました。ここにはロシアが援助しました。
2.ロシアは倒れないで、持ちこたえる。そして、ロシアを攻めている勢力が倒れる。
今回、色々な人が「何かおかしい」と感じている。8~9割の人は、何も考えずにテレビやアメリカのプロパガンダを信じている。しかし、何かおかしいと感じている人が1~2割程度はいる。
アメリカではFOXニュースなどはプーチンだけが頼りだ、みたいな報道をしているらしい。アメリカの中でですよ?
自分が調べた範囲でドイツの公共放送もイギリスの公共放送も数年前までウクライナのナチ勢力の危険性について報道していた。今BBCは手のひらを返したようにロシアを批判しているが、必ず英国やドイツの中にも「なんか変だ」と感じている人がいると思う。
Establishmentを批判する代表としてドナルドトランプがいる。彼の主張はプーチンの主張と基本的に同じだ。プーチンはロシアをロシア人の手に取り返すというものであり、トランプはアメリカをアメリカ人の手に取り返すというものだ。
だから、アメリカが内部から崩壊し、世界中が転換し、ロシア側が最終的に勝つ可能性もある。
自分はロシアが勝つのではないかと思う。そして2030年頃にその象徴的な出来事が起こるのではないかと思う。自分は2030年に何かが起こるといった。もしアメリカが勝ったら、何も起こらなかったということになってしまう。
色々な人がその可能性に言及してきたように思う。ラビ・バトラは共産圏の崩壊を予告しそれがその通り起こったことにより有名になった。彼は資本主義も崩壊すると言ったが、それはいまだ実現していない。しかし、大雑把に言って、それが起こると思う。
なんでもブルガリアにかつてババ・ヴァンガという女性の予言者がいたらしい。なんでも世界貿易センタービルのテロのことを予言していたとか。彼女はこんなことをいっていた。
「すべてが氷であるかのように溶け、一つだけ手付かずで残る。それはウラジーミルの栄光、ロシアの栄光だ。あまりにも多くの犠牲が出る。誰もロシアを止められない。すべてがロシアによっての取り除かれ、ロシアは残るだけではなく、世界の支配者となる」
みたいなことらしい。
でも、誰か知らないけど、このお婆ちゃん、よくわかってるねえ、と思いました。
今回ウクライナ問題が起こり、世界中がまるで今までの第二次世界大戦後の原則をすべて無視するかのようにウクライナ側につきました。日本は防弾チョッキを送ってしまいました。武器輸出三原則は?紛争当事国の大統領が国会で演説しました。スイスは永世中立国だったはず!でもウクライナ側につきました。
この問題が起こってから、まるで雨後の筍のように様々なNPOが出てきて「私たちがウクライナを支援します。募金をお願いします!」と広告を出します。NPOであれば反対の使用がないか・・・そして彼らは反ロシアを正当化するプロパガンダをまき散らします。
すべての国が、いかに理不尽でもどこかの偉い人が言った原則に従います。地球温暖化もそうでしょう。一つ一つの根拠が限りなく怪しい。でもそれに参加しない国は国際社会からつまはじきされます。
そのグローバル化、何もかもなし崩しにし国家という姿を置き去りにして、アメリカの大金持ちの威光にそう行動をとる。それが「すべては氷のように溶ける」ということであり、まさにその通りのことが起こってるじゃないですか。いやいや予言者さんだから、偉いとかなんとかいうのは的外れかもしれないけど、わかってるねえ。
ただ、プーチンだけが「地球温暖化?我が国は寒いので温暖化してくれるのはありがたい」と意に介さないのです。世界のエネルギーを牛耳るアメリカの大金持ちたちが、何としても葬り去ってしまいたい相手。
ま、ただ日本の報道はひどいもんですね。日本人はこういうグローバリゼーションどうとかというのに一番従順というのか、盲目です。最後に取り残されるかもなあ。