だっこについてコメントをいただきました。
古い本ですが、大工原彌太郎氏の「明るいチベット医学」にだっことおむつについて書かれています。
氏は浄土真宗のお坊さんから、チベットに行って修行をし医師の資格を取って、チベットおよびインドで治療を行われた経験を元に本を書かれています。
その中で、日本人の子供には股関節の脱臼が多いのに注目し、インド人やチベット人があまりおむつをしないうえに、だっこするときはまたを開いて腰骨で固定してだっこしていることに注目しています。
日本人はまたに分厚いおむつをした上に、だっこするときに足を抱き寄せるようにするため、どうしても骨に無理がかかってしまい、またO脚になりやすいと指摘しておられます。
現実問題として、おむつをしないと言う選択肢は、難しい条件を伴うと思います。特にこぎれいで新しい住宅環境でないとダメ、という親御さんには厳しいと思う。子供は絶対どこかでおしっこはしてしまいます。この布団は一つダメにする、みたいなことでないと、なかなか。
ただ、ほかにも氏はいろいろ興味深い指摘をしておられます。ご興味のある方は一度ご覧になってみてください。