YODについては過去にいくつか記事を書いている。
http://pausanias.blog.shinobi.jp/Entry/124/
http://pausanias.blog.shinobi.jp/Entry/126/
YODは2つのクインカンクスと1つのセクスタイルで出来た複合アスペクトである。ある状態に安住する、逃れられないということを表す。
ちょっと話がずれるが、星座は雄羊->雄牛->双子->かに・・・と並んでいる。
これは、
火のサイン->地のサイン->風のサイン->水のサイン
の繰り返しでもあり
カーディナルサイン->フィックスドサイン->ミュータブルサイン
の繰り返しでもある。
これは両方とも
能動性->受動性->中和性
なのだけれど、物質についてはどれでもない4つ目が存在する。世界中の表象で物質、地は4で表される。
これは一定の順番なのだと理解できる。たとえばおうし座の人なら、雄牛が能動性になり、双子が受動性になり、かにが中和になるだろう。
クインカンクスを考える。たとえば獅子と山羊のような場合カーディナル->フィックスドの考え方では山羊が能動性であり、火対地と考えれば獅子が能動性である。あっちとこっちで、簡単にくっつくわけでもなくスパッと反発するわけでもなく、双方が何とか合わせようとすると考えられる。
がんばって合わせようとする、ところがその変化の間に安定が出来てしまって動けなくなるのがYODである。
つくづく思う。
自分で人生が切り開ける、ズバズバ進んでいける人もいる。受けて人生を送る人もいる。どうにもならない状況の中で華々しい何かがあるわけでもない。だがそういう人生が悪いわけではない。それはそれで価値のある人生である。