どうしたら運命を変えられるか、ということが色々な占星術にまつわる話のキーポイントになる。
内的沈黙が、運命を変える。内的沈黙、思考の止まることで「いつもこう考えられる」「いつもこう行動する」という流れが変わる。
思考の止まることは、単に思考の問題ではない。思考は思考を止めるということを理解してもそれをすることはできないはずである。
沈黙は、「いつ死んでもいい」「何も後悔することはない」というような感情的な開放が引き金となって起こされる。
夜寝て、起きる前の心地よい感触の中で人は夢を見る。そこでは現実に存在しているような部屋と同じような部屋があったりする。しかしそういう夢を見るためには、心が沈黙し開放されていなければならない。そして、昼の間でもそういう沈黙、ここにないものが自由に視覚に取り出せる状態があると思う。
そのときには、自分の感情を操作して、心を落ち着かせ、沈黙に移動させなければならない。