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後のものは先になる

たとえば木星が天王星とスクエアになる。これは、経済的に大きな変化がおき、生涯で破産などを経験すると言われている。

 

しかし、天王星は非常にゆっくり動く星だし、木星も12年で天空を一周するのだから、こういう配置は、ある年に生まれた人がほとんどそういう配置を持つことになる。私のころがそうなのだ。

 

そういう目で私の年代の人々を見てみる。みんな破産しているだろうか。まさか。

 

しかし、大きな変化を経験した人が多いのかもしれない。会社に入社してすぐバブルが崩壊したぐらいの年代になる。就職時大量採用され、終身雇用が信じられていた最後の世代だった。

しかし、上は段階の世代がしっかり役職を固めているし、その後の不況で会社内の待遇もだんだん悪くなり、多くの人が転職したりした。自分が会った自分の世代の人を見ると、転職したり、独立したりした人は確かに多い。

あるいは、逆にある程度の年齢の人が成功した例を見ると、若いときにつらい状況におかれている場合が多いと思う。

有名人・芸能人を見ても、なるほどこの人は浮沈があるかも、と思うことが多い。

 

星が進行してアスペクトを作るときがくる。たとえば太陽がプログレッションで見ていて、天王星とスクエアになるときなどはきっと来る。多分そういう時期に大きな変化がありえる。

だけど、これも10日たつと太陽は10度進行する。ある人が30歳で破産したとする。それより10日遅く生まれた人は、40歳で破産するのだろうか。

 

自分は、かつて身近にいた自分に近い誕生日の人が何人かいる。

今私にこういうことが起こった。あの人にはこの時期にこういうことがおこったかもしれない・・・ほんまか、それ。でも気にはなるのだ。

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