いまいろいろパソコンの環境を新しくしていっている。
Officeも新しくした。どうやら問題なく動きそうなので、徐々に移行していきたい。お客さんでもご存じな方はご存じだが、私はプログラムをやっているので、環境が変わるのはいろいろ問題があるのだが、まあまあ何とか行っている。
インターネットエクスプローラー9で新しいタブを開くと、よく使うページというのが表示される。
今まで開いたことのあるページの多いものを表示するようになっている。
とても便利だ。
お気に入りみたいなものはそれはそれで使える。だけど、お気に入りに入れたからと言って、次必ず見るとは限らない。いつも見るページというのが表示されているのはとてもいい。
しかし、パソコンの環境をリセットしたりすると、全然違うのがリストに表示されるようになる。それから、一度間違って変なページがリストに入っても、ついそこはクリックしてしまうので、勢い残る傾向にある。
そうすると、これは便利なようで、いいものかどうか。
こういうことはよくある。検索機能なんかもそうだ。XPまで、検索といえばこの文字列がどこに含まれるか、何時から何時までに作成したものか、変更したものかなどを入れれば、時間がかかっても愚直に検索してくれた。いま、マイクロソフトさんが便利だ便利だといっているのは、「デジカメを使って写真整理をする物忘れのひどいおじさんおばさんなら、たぶん便利」というような感じになっている。
自分が好きなもの、したいものなんていうのは、必ずしも、ちゃんと決まっているとは限らないと思うのだ。
ついつい、便利なものがあるとそれに方向付けされて、本当は自分に必要なものではないかもしれないのに、ついつい、同じものを選んでしまう。すると、便利というのはいいことなのか、どうなのかね。