いや、あんまりディズニーって好きじゃないんです。ねずみだよ?汚いものの双璧じゃないか。それに、原作を改変しては自分のところの権利を主張するし・・・。それに何もかもアメリカチックだ。
それでも、セル画の時代から、リズム感みたいなのはすごいと認めざるを得なかった。音楽に合わせてピタッとマンガが踊るもんね。
しかし、今回アナと雪の女王のミュージックはいろいろ聞いたわけだ。
Youtubeでパソコンでヘッドフォンというのではなくて・・・長く聞いているのはしんどい・・・一度CDに落としてみた。こうすれば他のところでも聞けるわけだ。すると、なるほどロシア語の歌は魅力があった。音の響きというか。そして、歌手も素晴らしい。
実際どの言語で聞いてみても、素晴らしい歌唱力を持った歌手が歌っている。
25か国語をつなぎ合わせたLet it goを聞いていて、自分はギリシャ語が出てこないか待っていたが、結局出てこなかったので、ギリシャ語版はないのだろうと思っていた。ディズニーさんは25か国分のバージョンを作ったのだろう。それで十分すごいことだし、ギリシャ語だけの需要は多くはないのだろう。
ところが、ふと思い立って「Let it go greek」と検索してみると、あれあれ、ギリシャ語版も出てきたではないか!そして、Let it goのほか、For the first time in forever(生まれて初めて)なども聞くことができた。すると、これはこれで素晴らしい歌なのだ。歌詞もちゃんと出来上がっているし、歌のレベルも高い。
歌詞については、各言語でアピールするタイトルも違うし、音符の数に合わせて当てはまる歌詞の内容も少しずつ違っている。
日本語のタイトルは「アナと雪の女王」だが、英語ではFROZEN[凍っている)、ギリシャ語も同じでΠΑΓΩΝΙΑ、フランス語では日本語タイトルに近くてLa Reine des Neiges(雪の女王)、ロシア語ではХолодное сердце(冷たい心)となっている。
「生まれて初めて」は英語ではFor the first time in foreverだ。ギリシャ語ではΤα όνειρά μου ζωντανεύουν(直訳すると「私の夢が生き生きしたものになる」だけれど、夢見ていたことが本当になるというほどの意味だろう)となっている。それぞれに意味は違うんだけれど、その言語でこの場面にあっていて、音節の長さもアクセントもあうように考えられている。
ほかにもそういうところがいっぱいある。ギリシャ語に限らず、ロシア語でもフランス語でもスペイン語でも・・・
これってすごいですよね。受け取っている人は違和感なく当たり前に受け取っているのかもしれないけれども、そうであるならなおさらすごいことだ。
普通の映画、マンガやドラマの吹き替えなら、言葉のリズムまで絶対一致していないといけないということはない。以前の映画なんかではセリフだけ吹き替えをして、歌の部分はオリジナルなもので通して字幕が出るのが普通だと思う。
25か国語の歌詞をつなげて発表したけど、そこには入っていない国の言葉があった。少なく見積もっても40か国語やそこらには翻訳して各国でアピールする歌詞をつけ、それぞれの国でミュージカルの一線で演技しているような技量の高い歌手・俳優にそれを歌いこなしてもらわなければならないわけだ。
自分はこんな業界に関わったことはないからわからないけれども、日本のメディアの会社で、こんなことができるだろうか?
この映画、観てきました。本当にうまく出来上がってますよね。
本家がいいから字幕、って人もいましたが、もともと松たか子の歌が好きなのと、神田沙也加ちゃんもミュージカル歌手としてだんだんステータスあげて来てる印象があったので、そちらも聴きたいと思い、吹き替え版にしましたが、大正解でした。
「ありのままで」ももちろんすごくて、印象的にメロディだし、頭の中グルグルまわってます。
あと「生まれてはじめて」がものすごくいいです。さやちゃんすごい。チョコ食べた音を再現しているし、映像と歌のあてはまりっぷりがすごいです。
この2曲をスマホに入れて車の中でエンドレスで聴いてます。
考えてみたらここに書いてある様に、各国の言語に合わせて歌詞を作り、それを自然に映像に当てはめるなんて簡単ではないですよね。しかも40ケ国?程度。
25ケ国版のYouTubeは見ましたが、他の言語もあるなんて。見てみなきゃですね。
こちらでgreekを教えてもらいましたが、あとは何があるのかな、探してみるのも楽しいですね。
ディズニーは、1年に1本位は見てますが、これはほんと、傑作だと思います。
ってまた、占いに関係ない記事のコメントですみません!!
でも、映画がヒットするかどうかは、占いでもわかりそうですよね?
あめさん、こんにちわ。
そもそも、占いに関係ない記事を続けている私が悪いですよね。
見てこられましたか。
私は映画では見てないですが、各国語聞き比べて、日本語は改めてきれいな言葉だと思いました。
前にも書きましたが英語の響きはちょっと苦手です。
意味が解っても、フランス語、ギリシャ語、ロシア語みたいに「わぁー、きれい!」って感じにならないです。
神田さんは、いい感じだと思います。
私は神田さんがどんな活動をされているのかあんまり知らずに聞いたので、
「うわー、もろ聖子ちゃんだ」
と最初思いました。でもその歌い方がこの場面場面にあっていると思う。
ところで、映画がヒットするかどうか、ですか。
ある人が質問を立てて「これはヒットしますか」みたいなのが、一番簡単と言えば簡単なのです。
当然のことながら、この監督さんは今年ヒットするか、この女優さんはヒットするか、みたいな見方もできるでしょう。
漠然と「今年はこれが行くだろう」「今年はこういう人がヒットするだろう」みたいなのが一番難しいと思います。
先日のエムさんのご質問とかもそうです。
何年に大地震が起こります、何年に政権交代が起きます、ということを人々は期待しています。それは難しい。マドモワゼル愛さんが政権交代を一年前に予測されていたのはすごいと思います。
ただ、今後はそういう判断のできる優れた占星術師がたくさん出てくるだろうと思います。パソコンで敷居が低くなりましたからね。
いえいえ、占いと関係のない記事、楽しいので続けてください。
私が、占いの記事にコメントできる知識がないだけなので^^;
ヒット予測、なるほど。
今度、ここで質問してみてもいいですか??
随時、ご質問ください。
できるだけこたえるようにします。