自分は、ホロスコープを見ると「先祖の霊を祭る立場に立つ」というような意味合いの星の配置がある。
次男であるし、若い時から実家を離れて暮らしてきた。
私が一番先に実家を離れた。幼い時は、ひょっとして親戚の家の養子になるかもしれないみたいな話もあって、そこのお宅にはお子さんがいないのでその話はずっと続いていた。
一応ホロスコープ上の星でそういう意味合いがあっても、それは別の意味を示しているか、自分にはあまり関係のない星なのだろう、というようなことで、あまり気に留めたことはなかった。
しかし、今自分は兄弟の中で結果的に実家にいる。なぜ最初にホロスコープを作った中学生の時にそう思わなかったのだろう?
占星術を信じてはダメだという人がいる。運命を信じてはいけない。自分の意志で生きるのだ。あるいはもう少し宗教的な観点があって、神を信じる人はいかなる障害をも克服できるから、運命というものを考える必要はないみたいな考えを持つ人もいるだろう。
最近自分自身ふとそういうことを考えていて「しかし・・・今までの人生ではこんなこともあったではないか?」と考え直したりする。
結局のところ、あれもこれも真実だということなのだろう。他の人生の指針があるから占星術は無駄なもの、そういうことをいうことはできない。