年末になってきて、今年の漢字とか、流行語大賞とか、色々な出来事があった。
ところが、そうしたニュースの中で、湯川遥奈さん、後藤健二さんがイスラム国によって殺害された、というニュースが一つも出てこない。
そもそも、ロシアが空爆を開始しました、パリでテロが起こりました、ロシア機がトルコ軍によって撃墜されました、ロシアの非難を受けてやっとアメリカがタンクローリーに爆撃しました・・・つまり事実上アメリカはイスラム国を支援していた?・・・とか、そういうあれこれのニュースが出るたびに、「湯川遥奈と後藤健二を虐殺したイスラム国が・・・」と言って繰り返し画像が流れたってよさそうなものだが、そういうこともない。
結果的に流行語にはトリプルスリーと爆買いでしたっけ、漢字には「安」が選ばれた。安は安でも、不安の安。だけど、不安じゃないと思う。不安はもう通り越しているだろ。虐殺なんだから。名指しで敵対視されてるんだろ?目の前にすでに問題はあって、解決すべき状況じゃないか。不安じゃなくて、戦うとか、そうじゃないといけないんじゃないか。
「湯川・後藤を忘れるな」となぜ言わないんだろう。
私もそう思います。
つい先日も、あのイスラム国に殺害されたあのお二人の事件は、どうなったのだろうと思っていました。
あの時(1月から2月)大変な話題になり、殺害の場面が話題になり(しかしそれは、NHKや一般民放のニュースでは放映されなかったが、)それが小学校の授業で放映され、それが賛美両論、そして、湯川さん後藤さんは、勝手に行ったんだから自業自得だとか、これまた賛否両論。
政府としては遺体を返してもらうことは多分難しいと思われるが、あるすじをとうして働きかけている、とかなどと大変な話題になった。
あの事件はひどかった、あの悲惨な事件、あれはどうなったんだろう ?もうみんな忘れてしまったんだろうか。あのお二人の家族は、どんな思いをして年を越すのか? いくら勝手に行ったんだから、と言っても冷たいんじゃないかなあ?本当、 冷たい国だね。自国のおしりに火がついてきていると思うのだけど。
近頃のNHKのニュースなども、どこまで本当か、
だって信じるしかないのですもの、一般の人間はね。 とまあこんなことをつぶやいていると、
今度は、国境なき記者団の、安田純平氏が、シリアに拘束されているらしいとのニュースがヤフーニュースに入ってきた。身代金? 本当に厳しいことになってきている。
ネコさん、こんにちわ。
コメントありがとうございます。
昨日・今日といろいろ取り込んでいて、今初めて安田氏のニュースを見ています。
安田氏は国境なき医師団ではなくジャーナリストで、国境なき医師団が声明を出した、ということのようです。
勝手に行ったから、というようなことが言えない局面に入っていると思います。
日本では現実問題として銃などを入手することが簡単ではないし、人数としてもアフリカや中東の人は少ないので、フランスのように簡単にテロは起こせないかもしれないですが、敵視されていることに変わりはありません。先方としては、「網に引っ掛かったやつはとりあえず殺す」みたいにはなっているのだろうと思います。