先日「見合いっていいかも」という記事を書いた。その時は、実際の自分の実感で書いたわけだけれど、それを裏付けるような記事を見た。
記事によると生涯未婚率が急上昇したのは1990年ごろ、恋愛結婚が見合い結婚を追い抜いたのが1965年、そうすると、恋愛結婚に社会が推移した結果、結婚できない人が50代になったのが1990年ごろということで、つじつまがあう。
また面白いキーワードがあって『恋愛強者3割の法則』の法則、というのだそうだ。これは常に彼氏や彼女を持っている男女は全体の3割で残りの7割はそういうのがないというのです。その7割を救うのが以前は「見合い」だったというわけだ。
ということは、現在の日本の人口減少をもたらしているのは「見合い文化」がなくなったことだといえるわけだ。
これ、大問題だよなあ。たとえばイノシシが田んぼを荒らすなどというような問題にしたって、その根本の問題は、山に手を入れる人がいない、集落に後継ぎがいないということ。結婚をしないということは、そもそもの原因なんだ。
海外はどうしてるんだろ。同じ調査はできないと思う。多分「見合い」はないと思うんだ。それでもやっぱり「7割のオクテの人」はいると思うのだけれど。