以下覚書。あんまり本気にしないでね。ぼちぼちやりますから。
要するに、私のほうでほしいものは、今の質問で、相手が何を聞きたいのか、どういうことを考えているのか、だ。
ホラリーの場合、質問があって、初めてホロスコープが成り立つ。しかし、それはホラリーのルールなんだけど、本当にそれで正しいのか?どこかの台詞にあるように「黙って座ればピタリと当たる」というわけにはならないのか?
何かの考察の結果、一致しないならホラリーは受けないということになった。占星術師は立場上、今この質問を受けるべきかを慎重に判断する一助として七曜の体系を拝借した。しかし、その考察の根拠となる、アワールーラーの体系自体が、ちゃんと残っているとは、考えにくいような気がする。
ホラリーにはひとつの弱点がある。質問が、質問者を限定する。ほかに質問者を限定するものがない。そこに来た人が誰であっても時間が同じなら同じ回答しか出来ない。
ほかの東洋の体系を考えれば、アワールーラーについて「この人日曜人」みたいなのがあってもいいんじゃないか。
たとえば、たとえばだ。
ある人の出生時のアワールーラーを出してみる。私は土星人になった。
恐らく、アワールーラーの体系で太陽が位置的にも役割的にも中心だろう。太陽を中心に「宮」を設定し、土星人なら太陽の宮から順に土星から割り振っていく。
そうすれば、土星人にとって、たとえば愛情や友人の問題、つまりヴィーナスが守護する問題は木星的な性質を帯びる、というのが、ま、東洋の占いの定石だろう。下の図をごらんいただけば、土星人の金宮に木星があることになるのだ。
すると、もし占断時のアワールーラーが木星であったなら、土星人にとっては金星の問題、友情や愛情の問題を表しているのではないか。たとえばその盤面上において、質問に関係する星は金星だったりしないのか?
おおっ?これいけそうじゃない?ほんとにそうなってそうな・・・いやいや、まてまて、あせるんじゃないよ・・・