土星と天王星のコンジャンクションが成立する時期で、前回は東西冷戦の終了・共産圏の崩壊の時期について見て見た。
その前についてはこうなっている。
- 1939年7月6日 土星がおうしにイングレスしてオーブ20度のコンジャンクションが開始
- 1942年5月3日 おうし29度で正確な合を形成
- 1944年6月20日 天王星がふたご10度にあり、土星が蟹にイングレスしていかなる意味でもコンジャンクションが成立しなくなる。
1939年にはソ連との国境紛争であるノモンハン事件があり、7月8日には国家総動員法に基づく国民徴用令交付、7月26日にアメリカによる日米通商航海条約の破棄、8月2日にアインシュタインがルーズベルトに原爆の開発を進言、8月23日に独ソ不可侵条約、9月1日にナチスドイツのポーランド侵攻となっている。
1942年は日本軍がアジア各地で進軍を進めており、5月1日にはビルマのマンダレーを占領、5月5日には大本営がミッドウェー・アリューシャン西部の攻略を命令し、5月7日には日本が東南アジア全域の制圧を達成している。一方で6月5日には戦争の転機となるミッドウェー海戦が行われた。6月28日にはドイツとソ連の間でスターリングラードの攻防が始まった。これもドイツ軍が劣勢に立つきっかけとなる出来事だった。
1944年6月はノルマンディー上陸作戦、ドイツ軍がV1ロケットによるロンドン空爆、マリアナ沖海戦、米軍のサイパン上陸などがある。米軍がサイパンを占領したということは、当時の飛行機の航続距離で本土の爆撃が可能になったということ。
こうしてみると、だいたいこの時期は、第二次世界大戦の開始、戦況の転換期、そして勝負あったと言える時期に該当しているように見える。この暗示する時期の中には、1945年は含まれていない。決定づける出来事を示す時期はあっても、教科書に載っているベルリン陥落とか8月15日の終戦宣言とかではない。それは共産圏の崩壊についてもそうだったと思う。それを引き起こす決定的な出来事の時期は示していても、実際にベルリンの壁が壊れたのはホロスコープの土星と天王星の合が終了した後だった。
今更なのだけれど、こうして年表を見比べてみると、第二次世界大戦って、長いね。
当時の日本人は、何年も何年も歯を食いしばって戦ってきた。
そして終戦間際になると、旗色が悪くなった枢軸国に対して第三国が次々と宣戦布告している・・・日本やドイツが戦後社会で評価されるはずがない。日本的な美意識でいえば、最初から宣戦布告しないで勝ち馬に乗ろうなんてのは「卑怯だ」ということになるだろうが、世界の連中はお構いなしだ。そして、日本が負けると「さて、日本は悪者だった。俺たちは連合国側について戦った。ついては分け前をもらおう。」というわけだ。
悲惨な日本の空襲、非戦闘員に対するアメリカの無差別爆撃だが、それも実は長い戦争の1年間の出来事に過ぎない。これで「戦争は悲惨だからダメだ」と主張する人が多いわけだが、いやいや、君たち、もっと長い間いろんなことがあったはずだろ。風が吹くと桶屋が儲かるというわけだが、「桶屋が儲けてはダメだ」とだけ言っても、その前段の話をしなきゃ。
余談はさておき、なんとなくこれでその時期的なことがわかってきたと思うのです。
次の時期は2030年6月1日から2035年5月12日までになる。つまりその時期には「こんなことが変わるはずがない」と思うことが変わるということになる。
ヒトラーが2039年には「今までの人類はいなくなっているか、人類以外のものに変化しているか退化してしまっている」と予言。自身の発言が予言として当たっていると注目されている人工知能の第一人者レイ・カーツワイル氏も2045年がシンギュラリティ(技術的特異点)になるのでっていうことで、あえて2045年以降は占わないって人もいました。2030年から始まっていそうですね。2030年はさておき、コロナは東京が中心になるという管理人さんの仰っていることが的中してきました。
りんねさん、こんばんわ。
ま、東京が被害がひどくなるのか、大阪がひどいのかどうかは、私は具体的には考えていませんでした。
ただ、とにかく何もなくて終わることはないだろうと考えた時に、ダメージが大きいのは都市機能が集約している場所だということが言いたかった。
政治も東京、イベントも東京、会社の本社も東京、オリンピックも東京、あれもこれも東京に集まっていて、それが問題になるのです。