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9分割・9倍音についての説明 (2)

前回の説明から続く。

もしこれが1つのサインを9つに分割するとしたら?

おひつじ座を9つに分割する。火のサインのカーディナルであるおひつじから始まり、まんなかに火のサインのフィックスドのししがあり、最後のサインは火のサインのミュータブルである射手になる。

そうすると、おうしを9分割したときも、土のサインのカーディナルのやぎではじまり、土のサインのフィックスドのおうしが中央に来て、土のサインのミュータブルのおとめで終わる。

それぞれの期間は、大体3年ぐらいになります。その細分化された期間に対する説明の根拠が十二星座の象徴体系で説明できる。

自分は自分自身の年表を作ってみて、たとえばASCがこの9倍音の方式でふたごにあるときに、旅行がちだったことに思い当たりました。当時旅行会社の社員で添乗とかしていましたから。
また魚に当たる時代、若いときですけど、神秘的な思想に傾倒した時代でもあり、また不整脈でスポーツの部活が中断したりとか、そういうこともありました。
ほぼすべてのサインが、その時期の特徴を彩っていたように思えた。そこには現実には幅があります。射手が来た時に、それは病院かもしれないし、大学かもしれないし、外国かもしれないし、スポーツかもしれない。しかし、何らかの形でそれぞれの象意に合致しているように思えました。

それで私はご依頼いただいた皆さん方の、大雑把な人生の流れとして、この指標を使うようにしています。

 

よく言われる、サビアンシンボルというような分割方法もあるにはあります。1度1度に意味を割り当ててしまうというわけです。それは、1度1度について霊感のある人にその意味を見てもらうという形でその象意の割り当てが行われたと聞いています。

それが無意味だとは言わないけれど、それだとなぜその象意を割り当てるのか誰も説明できない。最初にそれを割り当てた霊能者しか知らない。

でも、象徴体系というものは、森羅万象を含んでいないといけないのです。十二星座は、たとえば土地について割り当てを行うこともできます。失せもの探しのときには、ある場合には台所になり、ある場合には広間になり、ある場合には天井になります。体の部位である場合もあります。ふたご座なら手でしょう。やぎなら膝でしょう。

もし私が「あなたは今から3年間、9倍音がやぎですから、働いて暮らすことになります」と言ったとして、それが外れる可能性もあります。しかし、そこで十二星座のやぎだということがわかっていれば、そこに複数の可能性を割り当てることができます。それは農産物のことかもしれない。実家に帰るということかもしれない。

 

それにこのことは私たちの希望になります。3年か4年経てば、必ず人生のフェーズが変わる。あなたが隔絶された牢獄のような場所にいるとしても、この3年と次の3年は同じではない。果てしない終わりのない日々のように見えても、仮にその終わり方が不本意なものだったとしても、必ずフェーズが変わって終わるときが来るのです。

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