今年、シリコンバレー銀行、シグネチャー銀行が破綻し、アメリカは急遽預金者の引き出しにはすべて対応すると発表した。これは異例なことだそうだ。そして、クレディ・スイス銀行が危ないということで、他のスイスの有力銀行がクレディ・スイスの買収に乗り出す云々がニュースになっている。
こういうことがあるとき、普通は春分図にその様子が表示される。つまり、今年は通貨危機があるとかなんとかだ。だが、改めて2023年の春分図を見直してもそれは見当たらない・・・見当たらない?
実は少し気になることがある。来年、木星と天王星は合になる。
いままで合になった年を書いてみると
2010年・・・・前年10月からギリシャ危機
1997年・・・・タイ・バーツ暴落 アジア通貨危機
1982年、83年・・・
1968年・・・
1955年・・・
となっている。1982年はニュースにはなっていないが、一つの景気悪化があったらしい。1955年といえば逆に神武景気ということで戦後最長の景気の時期になっているし、1968年は戦後景気の一番いい時期ともいえる。
よくわからないところはあるけれど、木星・天王星の合は経済危機も含めて経済にインパクトのあることがおこるという予想はできるのではないだろうか。
もし今回のアメリカの銀行危機が、直ぐに経済全体に波及するということはないかもしれない。だが、もし起こるとすれば、今年の後半ぐらいから来年にかけてじわじわやってくる可能性はある。