島根県は全国で唯一新型コロナウイルスによる死者がゼロだそうです。
今月に入って鳥取県では死者が出て、山陰でも死者が出ましたが、島根だけはゼロを続けているそうです。もともとがド田舎で人が少ないということもあり、また時間が立てばどうせゼロではなくなるのかもしれませんが・・・
報道を見ると、どうも県が患者の接触者に対して、全国基準より広く網をかけて、2週間前の接触者からPCR検査を徹底的にやっていること。それから高齢者施設でレクチャーをして、新型コロナウイルス対策を行い、高齢者施設でのクラスターが発生しないようにしていることが大きいらしい。
色々なことがあるにはあるんです。
たとえば島根県は常に湿度が70%ぐらいあります。毎年化粧品会社が行う女性の肌のきれいな県のランキングでは常に一位になっているらしい。湿度が高いわけで、同じ空間で複数の人がいても感染リスクが低いということは言えるでしょう。
また少なくとも東部ではかなりお茶を飲みます。大阪で暮らしていて島根に戻ってくると、嫌になるぐらい、うちの連中はお茶だお茶だと言って煎茶を飲むのです。先ごろ煎茶にはコロナウイルスを無力化する効果があると言っていましたから、たまたまウイルスが口蓋やのどに入ってもそこで感染しにくくなるということはあるのではないか。
それから、年末年始は大雪だったので、事実上あんまり動けなかったです。
しかし、全国の地図を見ていると、島根県や鳥取県で、やれ一人出た、やれ二人出たと言っている間、案外北陸や東北のような、寒い土地、田舎、大雪のところでも案外十人単位とかで新規患者さんが出ていました。そんな違うものか?と思ってみていました。
だから、多分県は一生懸命やってくれているのだろうと思いますし、何かの違いがあるんでしょうね。