まずは、前々回推定した出生時間11時をもとにした、ざっとした年表を見てもらうことにしよう。自分がやってる占星術で何が大変って、こういうものが自動的にできないことですかね。スター・ゲイザーは順番にアスペクトを書きだすぐらいはやってくれるみたいですけど。ホンマはもっと高い占星術ソフトを買うのが正しいのかもしれないけど。

TR=トライン SQ=スクエア QX=クインカンクス SX=セクスタイルです。

書きだすときりがないのだけれど、1972年から1976年まではASC9が牡牛にあるから、愛情の期間、そういうことのある期間考えられ、なかでも1974年にMCが金星に合だから、結婚とかそういうことがあったかもしれない・・・というのは、ご本人の経歴を見なくてもなんとなく推測がつく。そして実際に1973年ごろ結婚しておられます。

出生図中での第8ハウスの木星は、腫瘍などの可能性があると書いた。1998年ASCがこのネータルの木星とオポジションになっている。実際にこの年に子宮筋腫の手術を受けている。

2005年刺客として東京に行ったときには、冥王星に対してASCがSQになっている。2008年ごろ大臣や総裁選など自民党のなかでも高い立場で発言力のある頃はASCが太陽とトラインになっている。

これからの話でいうと、多分ASCが射手の時代にお入りになるということになります。射手ということは、スポーツ、福祉・医療、国際関係etcということで、まさに東京オリンピックを控え待機児童問題を抱える東京都の都知事としては当然のいろいろなことに奔走されるということになるのでしょう。たぶん都知事としての今回の任期の後、続けて知事の座にとどまられるかどうかはわかりませんが、それなりに成功した栄誉ある立場に立たれると考えることはできるのではないでしょうか。