藪から棒に野郎が何を言いだすんだ・・・・
ちょっと前にNHKの番組で、人間は子供を産んだ後すぐ妊娠できる哺乳類だ、云々というのを言っていた。ほかの類人猿は違うらしい。チンパンジーは子供を産むと5年間その子にかかりっきりになる。すぐに兄弟を生んだりはしない。
人間の場合、産後は淋しくなるというのは本能だ、というわけだ。
あとで考えてみると、いろいろなことが合点がいくような気がする。
子どもはお母さんといっしょがいい、ということで、専業主婦で家に子供といるような環境を用意しがちだ。お母さんは子供と2人で家にいることになる。
そういうケースではどうもお母さんは精神的に病んでしまうらしい。ひどいケースだと虐待したり、犯罪につながってしまうケースもある。
仕事を続けていて、保育園に預けたりすると、案外お母さんは割とあっけらかんとやっていたりする。
あるいは昔の大家族で舅さん、姑さん、小姑さんがいるとかなんとかというと、マイナスの方面ばかりクローズアップされるけど、対立しようが喧嘩しようが、とにかく奥さんは淋しくはないわけだ。
こういう人は、案外「産後うつ」とかに悩まされることなく、うまくやっているように見える。
ただし、子供の多くにとって、保育園はものすごく嫌みたいだけどね。
行政さんは、産後のお母さんのケアがどうとか、お医者さんを用意したり、パートナーの役割が大切などと言っているが、実はシステム上の解決にはなっていないような気もする。
リスクを取っておばあちゃんのいる家にいれば、なんとかかんとか奥さんは過ごせる。
だから、結婚は慎重に、お父さんお母さんの状況もよく見ること。そしてご近所づきあいとかをうまくしておくとか、なんかそういうことが要るんだろうと思う。