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あまちゃんが梅ちゃんに負けた?

朝ドラのあまちゃんの平均視聴率は関東地区で20・6%、関西地区で16・9%だったそうだ。梅ちゃん先生が関東地区で20・7%、関西地区で18.5%だったそうで、これだけのブームを起こしたにしては、梅ちゃん先生に及ばなかったのはちょっと意外のような気もする。

一方で、私の周りでも、「最近、あまちゃんはつまらない」というものが何人かいた。コミカルな内容について行けない部分もあったと思う。

 

あまちゃんは、東日本大震災を扱った最初の朝ドラだと思う。こういう形で現在進行していることをドラマにするのは難しいのだろう。

これまでは、ヒロインを襲う困難というのは、太平洋戦争と相場が決まっていた。そして、太平洋戦争では誰もが大きな苦しみを共有した。たとえば戦死者は全国廿浦浦の小さな町にもいた。そして、それから時間が経過し、太平洋戦争に対する一定の見方というものも浸透した。それが正しいか間違っているか別として。

しかし、東日本大震災は、まだ人々の心の中でまとまっていない出来事なのだろう。

 

それから、関西エリアで視聴率が低かった。

何も関西の人が震災を軽視しているというわけではないと思う。

だが、当然ここまでは感じているだろう、という前提が東日本と西日本で違うのだろうと思う。

東京の人、東日本の人にとって、ジオラマを使った津波被害の再現というようなものは、多分好意的に受け取られた。津波の被害というのはこういうものだ、というが浸透していて、わざわざ今更リアルに再現しなくてもいいじゃないか、と誰もが受け取った。

しかし、遠くの人、第三者がみたら、あれではなんのことかわからない。たとえば「おしん」みたいにエジプトに輸出されるというようなことを考えた時に、このあまちゃんの映像では何が起こったのか多分わからないと思うのだ。嘘でも、ウルトラマンの津波怪獣シーモンスみたいなのとか、韓国映画の海雲台みたいな津波映像を出せば、映像を見た人は単純に恐ろしいことが起こったのだと納得する。たとえば30年先にアメリカで作ったら、ためらいなく津波のシーンを作っただろうと思う。

 

今回の場合、市街地に海水が轟音と共に押し寄せて人が呑み込まれるような映像が実際に公表されている。まだ人々の心の中で震災は消化できない、終わっていない出来事だから、描くのはむずかしいことだったのだろう。

あまちゃんが梅ちゃんに負けた?” に1件のフィードバックがあります

  1. エム

    こんばんわ。ところであまちゃんとは関係ありませんが、今アメリカで議会の対立で一部政府機関が閉鎖されていますが、占い的にはこの状態をどう思うんでしょか。そしてこの状態はいつまで続くんでしょうか。

    返信

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