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黙示録

Webで話題を見て、久しぶりに黙示録を開いてみた。

いま、手元の日本語の聖書は最後の部分が破れてしまっていて、黙示録がそろっていない。それでも、あれやらこれやらの版を開いてみた・・・

わからないといえばわからないのです。わからないけれども、昔は、からきしわからなかったが、今はわからなくても、大体こういうことが書いてあるのだろうという目星がつくように思った。

 

ヨハネは7つの教会があり、7つの星があって、7つの封印があると言っている。

すでに救世主は来たのだ。そして彼によって封印が解かれた。そして勝利を得るものには私の座につかせようと主は仰っている。その救いや勝利というのは、何よりあなたの勝利であって、またこの世の勝利ではないのだ。

そうすると七つの封印とは何か。それは当然我々が救われるまでに開けなければならない関門のことである。その関門を開くごとに、彼が謎めいた言葉で表現しているような何かが起こったり見えたりする、ということなのです。

 

全くそういうことだという自信はないが、たとえばインドの人々が言う「チャクラを開く」みたいなことを言っているのだと思うのだ。普通の人は、その能力を持っていない。特別な達成をした人だけが、その能力を開くことができる。その封印を解いた時に、御使いがラッパを吹いて馬にのった誰かが出てくる、みたいなことは、わからないのだけれど、しかし、普通に「ナントカ王国の何とか王子が赤い馬にまたがって・・・・」出てくるとか、そういうことではなく、その封印を解いた時に起こる出来事が、ラッパだとか馬だとかというような表現でしか表せないような、何かが起こると言っているのだと思うのだ。

それとも多くの人が思っているようにそういうナントカ王国のナントカ王子様的なことがあるのだろうか。しかし、2000年もまって結局666の獣が何なのかわからないような問題なら、先に起こることとして待つことには意味はないと思う。ヨハネ自身が「すぐにも起こるべきこと」と言っているのであり、あなたにすぐにも起こらないとおかしいことだと思うのです。

 

そのとっかかりになるのは、ハッキリしている部分をハッキリさせるということである。神は?うん、神はわかった。勝利は?ええ、信者にとっての勝利は大体こういうことだ。つまりそれはこの世のことではないのである。

あれなんだ。これがいいたかったのだ。そのほんの少しのはっきりした部分を大事にすることだと思う。

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