いま、ゼレンスキーはフランスやドイツの首相に対して戦闘機が必要だと言っている。先日ドイツやアメリカ、イギリスが戦車の供与を決めた。しかし、レオパルド2については納品に2か月かかり、アブラムスに関しては納品に1年かかるという。
自分はビジネスとか勝負事で「こうすれば勝てる」と思うときはある。その「こうすれば」というのは、そのときサッサとそれに必要なツールを作って発表するとか、その時点で動かなければならない。もし一年たつと、自分の場合はソフトとかそういうことになるのだろうが、別のソフトが出てくる。たとえば1年前、とても珍しいソフトだったとしても、1年後にはごくありきたりなソフトになっている可能性もある。
「こうすれば勝てる」というつもりで頑張っても、世間はそれより早く動いていることが多い。要するにそれは失敗なのだ。
いま、戦闘機がいる!しかし、それは今あったら多分それは得をするということ。でも、今それは手元にない。何か月後かにその戦闘機が入荷した時、たとえば敵はその戦闘機の倍の戦闘機を飛ばしているだろう。あるいはその戦闘機を墜落させる武器をすでに手元に揃えているだろう。
それが普通だと思うんだけどなあ・・・
ゼレンスキーを応援するのは自分はおかしいと思っているが、まあそこはいいとしよう。でもそうやって応援しても、多分負ける。